【質問】
目の前にある仕事に集中したいと思うのですが難しいです。働くということに喜びを見出せず自分が何をすればいいのかわかりません。目の前にあることに全力で取り組み、起こる流れに身を任せようと思い環境を変え転職しましたが、喜びや楽しさを見出せずに何となく仕事をしています。勇気が必要なのかなと思いますが出し方がわかりません。
【回答】
ご質問ありがとうございます。
まぁ僕も長年実につまらないサラリーマン生活を送っていたのでお気持ちはよくわかります。
僕が目覚めたのは40歳を過ぎてからなので、決して焦る必要はないと思います。あなたに起きることは全て必然なのです。
あなたの人生はきっと僕と同じようにやりたいことがなかなか見つからない分、見つかった時の喜びが大きいというシナリオなのでしょう。だから焦らなくても大丈夫なので、まずは落ち着いてこれからについてポジティブに考えていきましょう。
愛と勇気は不可分のものであり、勇気を伴わない愛は欺瞞に過ぎず、愛を伴わない勇気は蛮勇に過ぎず、どちらも存在意義がありません。だから「何が勇気か」というのは、瞑想でもして深く自分を内観し「自分にとってどうするのが愛か」「自分がなぜ、何から逃げているのか」を考えればわかるでしょう。
あなたの人生はあなただけに与えられたあなたを主人公とする物語であり、他の人と同じように見えても、すべてがあなた個人に向けてアレンジされたシナリオがあるのです。それなのに無意識に他人と自分を比較し、他者評価に依存することで自ら脇役(社会・常識・世間体の奴隷)に成り下がり、目的が見えなくなってしまうのです。
森羅万象は因果で繋がっていて、それを主人公であるあなた目線で見たものがあなたのカルマです。この仮想現実RPGに偶然など一つも存在しないのに、そんなものがあると思うから自分の人生のカルマ(伏線・シナリオ・課題・必然性)が見えずに、自分の意思で選択するのではなくただただ流されてしまっているのでしょう。
目の前の仕事を全力でやることはとても大事です。創造主は我々の全てを見ています。人が必要とし、なおかつ人が嫌がるような仕事を一生懸命やる人間というのは必ず誰かが見ていて(創造主がそういう設定にして)、あなたをきっとより良いシナリオへと導いてくれることでしょう。必ず転機が訪れますから、それまで頑張って下さい。
ただし、目の前のことに全力を尽くすというのは、単に考えるのをやめて忙殺されることで盲目的になり魂の声に耳を塞ぐこととは違います。社会的意義が低い仕事・エゴのために人を騙し損をさせることで儲けるような仕事・サービスする側される側がお互い見下し合っている仕事・お客さんが感謝の印としてお金を払うのではなく不平不満や恨みと共に仕方なく払うような仕事は、例えその場凌ぎにもやるべきではありません。例えそれで大金を得られたとしても、続ければ続けるほどあなたの自尊心は下がり、カルマを積み、より悪いシナリオへと導かれることになるからです。
そして自分の魂が本当に望んでもいないことなのであれば、どんなに一生懸命やろうとしても魂側から拒否され、それを無理やり抑え込めば心が病んでしまい、重篤になれば仕事どころではなく転職も難しくなります。
魂が元気な状態であれば、人は子供のように自分の興味をどんどん追求していくものなのです。逆に魂に元気がなければ何にも興味がわかなくなってしまうので、好きな仕事も趣味も見つけられず、見つけても続ける気力がなくなり、能力もアップせず、どんどん鬱になっていってしまいます。
仕事がつまらないのに趣味を心から楽しむなんてことは不可能です。それは単なる逃げであり、カルマというのは逃げれば逃げるほど雪だるま式に増幅しながら追いかけてくるものなのです。どうかお金の損得に捉われず、魂の損得で考えてみて下さい。そして自己利益にとらわれず人の役に立ち喜んでもらえる仕事をしてカルマを刈り取り続けて下さい。お金も他者評価も自分とみんなの魂が元気になることをしていれば自然と後からついてくるものです。
繰り返しますがこの世界に偶然はなく、悪いカルマを積めば例えどんなに賢い選択をしようとしても悪い結果しか待っていないのです。カルマを積み続ける人の人生というのはヤクザの夜店のクジのようにアタリは幻で、何を引いてもハズれという状態になっているのです。
決してあなただけでなく基本的に我々日本人はみんな嫌なことの我慢代で駄賃を貰って生きる自発的な奴隷になるように洗脳教育されているのです。人から嫌われること・常識に逆らうことで社会から排除されることを恐れ、やりたいことよりやらなければならないことを優先して特別やりたくもないことに青春を費やし、自分の魂を押さえつけてそれをまるで自分の意思でやっているかのように思い込むことを社会的圧力によって強制され続けてきたのです。そのように洗脳された状態で社会人になる時になってからいきなり「ハイ、どうぞやりたいことをやって下さい(やりたいことをやらないのは自己責任です)」と言われても、結局やりたくないことを嫌々やって駄賃を貰う奴隷に自ら成り下がってしまうのは当然のことです。それは本人個人のせいではないのです。
ただそれは我々の大半の人生に共通したRPGの舞台設定であり、我々一人一人が乗り越えるべき課題(カルマ)なのです。銀河鉄道999の星野哲郎が永遠に生きるために(「安定・安心」のために)機械の体を手に入れようとしてアンドロメダを支えるネジにされ、人の心を失おうとしていたように。そして自分だけの人生を手に入れるために新たな冒険へと旅立ったように。
繰り返しますが、決してあなた個人が悪いのではありません。でも主人公であるあなたが変わらなければ何も変わらないのです。あなたを主人公とするRPGはすべからくあなた次第で変わるようにプログラムされているのです。
できること(安定して楽にお金が稼げること)ではなく、待遇に一切関係なく、最初から他者評価を得られると思わず、他人と比較せず、常識に捉われず、本当にやりたいことをやって下さい。ミニマリストになってどんな少額な収入にも満足し、人が喜んでくれて幸せになって感謝されるような仕事をして下さい。目に見えないだけで、自分と相手の感謝の波動こそが最大の収入なのです。実際あなたはやりたくないことをして人から感謝されず心の波動をお互いに下げ合って心を病んでいるのですから、そこはよくわかるはずです。
やりたくないことの知識やスキルなど伸びるわけがありませんし、伸びたところでどんどん奴隷化して自分のやりたいことから(幸せから)遠ざかっていくだけです。
やりたいことをやっていれば、あっという間に能力は伸びるのです。最初は稼げなくても何年か全力でやっていれば食べれるぐらいにはすぐなります。やりたいことに時間と労力を使わなければいつまでも得意にはなりません。例え食べれなくても日本には生活保護があるから大丈夫なのです。僕なんか無職ですが、生活保護も受けず人に愛され支えられて幸せに生きながら、エセ霊能者などぶっちぎりで能力を伸ばしています。だから焦る必要はないのです。
逆にいくら自分が器用にできることでも、やりたくないことをやっていたら、それを本気でやっている人には絶対に勝てません。あなたや僕のよう不器用というのは幸いな事であり、やりたくないことを器用にできて下手に稼げたら、本当にやりたいことをやるのが困難になります。
この仮想現実世界にログインしている全員が主人公であり、世界を救うという目的は同じでも、「どのように」という手段・シナリオは一人ひとり違います。どうか大好きで得意なことを通じて人を喜ばせ笑顔にして幸せにして救って下さい。直接的には救えなくても、あなたの夢に向かう勇気ある一歩がたくさんの人に勇気を与え、それは必ず連鎖するのです。この世界はすべてフラクタル(相似形)にできていますから、連鎖は必然なのです。
愛と勇気がこの人生というRPGのテーマであり、退路を確保することに一生懸命になっていたら、退路を断って夢に向かう勇者に勝てるわけがありません。貧困や嘲笑など恐れず愛と勇気を持って夢に立ち向かって下さい。
夢に向かえない恐れ・不安は全てエゴ由来です。エゴに捉われているから恐れ・不安に捉われ、ただ保身に走り人生を敗走し続けるしかなくなるのです。行動の動機を恐れ・不安(保身)ではなく純粋な愛にして、そのために勇気を発揮して下さい。ここは仮想現実に過ぎず、魂は永遠なのです。他人の死を悼む心は大事なものですが、自らの死など恐れるに足りないのです。
いただいた質問内容だけではあなたの特性もカルマもまるで見えないため、具体的にあなたにどんな仕事が向いているか僕にはわかりようがないですが、前述したような魂の波動が下がる仕事は全部避けて下さい。
そして例え収入が高くてもその分いきなり高い能力が必要とされるような仕事では、やる気のないような人はすぐ落ちこぼれててしまうでしょうし、育成期間が長くなるために常に上司の監視下にある時間が必然的に長くなり、逐一ミスを指摘されたり他人と比較されるので、心が病みやすい人には良くないです。自尊心・魂の波動が下がって公私ともにうまくいかなくなり、無気力になって何にも興味がわかなくなり、転職どころではなくなってしまいます。
まぁとりあえずはどれだけ収入が低くても、もっと喜ぶ人の笑顔が直に見えるような仕事をした方が良いと思います。お互いの魂の波動が上がりますからね。そしてとりあえず一人立ちするるのが能力的に難しくはなく、すぐに覚えられる仕事で、なおかつ誠意さえあれば頑張った分だけしっかり結果として表れて、他人とすぐ差がつく仕事が良いと思います。
というわけで、僕なら具体的には清掃業や介護業をお勧めします。世間的には見下してくる人も多くいるかも知れませんが、清掃や介護はそれらこそが神に仕える尊い仕事なのです。しかもこれからどれだけ仕事がAI化・自動化されてもそれらの仕事がなくなることは考えにくく、むしろ高齢化によってどんどん需要が増すことが考えられる仕事です。もしそれらの仕事をあなたが好きになれたのなら、食べるに困るようなことはもう一生ないでしょう。もしあなたがそういう仕事を見下しているのなら、なおさら一度やってみて根本から考えを改めるべきです。みんな他者比較・他者評価なんてつまらないことに捉われるから、そういう仕事を見下して構想から外してしまうのでしょう。どうしても自分でやりたいことを見つけられないのなら、とりあえずやってみるべきかと思います。
もしそれでもやっぱり別な仕事が良いというのでしたら、本当に何でもいいので、元手を極限まで小さくして、あなたが少しでも興味のあることで小売業などのスモールビジネスをやってみてはいかがでしょうか?誰にも干渉されず、ただ自分とお客さん双方の心からの笑顔をコンパスにして一生懸命頑張り続ければきっと結果につながることでしょう。
あなたの人生というRPGの主人公はあなたであり、あなたを評価できるのはあなた自身と創造主だけです。主人公とは愛と勇気を世界に連鎖させる存在であり、世間的に知られて評価されている人が主人公なのではありません。常に一対一で全てを見られているっていうことを意識して頑張って下さい。