2022年6月20日月曜日

先祖供養について

【質問】
いつもツイートやノートで勉強させていただいています。貴重な教えに感謝申し上げます。

先祖供養について質問させて下さい。以前、霊能者に先祖のカルマを背負っていると言われ、お祓いを勧められました。霊感商法だと思い、そのお祓いは受けなかったのですが、「先祖のカルマ」というのが本当にあるのか、もしそうなら先祖供養のために何が出来るのか教えていただきたいです。よろしくお願い致します。

【回答】
ご質問ありがとうございます。

はい、全く心配しないで大丈夫です。その人に祓ってもらわなくて正解です。

何事も基本的に相手を不安にさせることでお金を取ろうとすることはマッチポンプであり、そんな手段を使う人はRPGにおける悪役であり悪魔の使いみたいなものだと思って下さい。今の世の中そんな人ばかりですけどね。資本主義は限界に達し、何とかして必要もないものを売りつけないとお金を稼げないのですから。(資本主義は早く終わらせなければいけません)そもそも先祖のカルマを背負ってない人なんていませんしね。

本物の霊能力っていうのは人を救うため(安心させるため・幸せに導くため)にあるのであって、仮にその人に本当に霊能力があったとしても、それを金という自己利益の為に使うのはその能力者自身のカルマを深めます。だから自称霊能者ってだいたい人を脅かす悪霊そのものみたいなドヨンとしたオーラを纏っているでしょう?幸せに導くための本物の霊能力を持っているのならばその人は幸せオーラ全開なはずで、不幸オーラ全開の人はあなたを不幸に導こうとしているのです。

キリストやその使者たちが人を救うのにその対価を見返りとして求めたでしょうか?それを考えればわかることです。「お金を貰えれば救うけど、お金をくれないなら救わない」という人間が本物の霊能者である訳がありません。もし本当に霊能力を与えられていたとしたら、それでお金を稼ぐことは壮大にカルマを積み上げることになり、破滅へのフラグを一生懸命立てているようなものです。

相手を脅し悪い暗示をかけて不幸に導くのは同じ霊能力であっても「呪い」なのです。あなたがそういうものと出会うのは人生というRPGにおいて愛と勇気を試されているからなのですから、決して負けないで下さいね。

「幸せですか?という愚問」に書きましたが、僕が鬱だった頃、やたらと宗教詐欺集団の人たちから「あなたは幸せですか?」と声をかけられましたが、鬱が治ったら全く声をかけられなくなりました。そういうRPGの悪役(悪魔の使い)たちは、エゴにまみれて不幸な人間を嗅ぎつけて喰らいついてくるのです。

不安や恐れはすべてエゴ由来です。実際あなたはエゴゆえに不安や恐れがあるから、その自称霊能者の脅しがずっと気になっているのでしょう。不安で何かを恐れながら幸せというのはありえないのです。できるだけエゴを放棄して出会ったみんなを幸せにして幸せになって下さい。そうすればより創造主から愛されて様々な存在を通じて守られ、魂の永遠性を確信し、何も恐れないで良くなります。

森羅万象は因果でひとつなぎに繋がっており、それをあなたという主人公目線で見たものがカルマです。カルマは「呪い」のようなものではなく、RPGにおける課題であり伏線のようなものです。それを乗り越えることでクリアを目指して己の魂を成長させるのが基本設定であって、その存在に恐れおののいて霊能者に解決を依頼してお金を騙し取られるというのはバカげたことです。RPGで魔物を恐れて誰かにお金を払って倒して貰っていたらゲームが進みません。まず主人公であることに目覚めて下さい。そうすればレベルに応じてあなたに霊能力が与えられます。

そして先祖供養に限らず全ての行動の動機をエゴ(不安や恐れ)ではなく純粋な愛にして下さい。全ての存在は一つ(ワンネス)です。だから先祖供養も逆の立場で考えてみて下さい。あなたは死んだ後も霊として子孫たちの世界に生きるとして、子孫たちにどのように供養して欲しいですか?まるで自分が不幸の元凶である悪霊のように忌み嫌われ、恐れや不安を動機に供養されて嬉しいでしょうか?あなたはまず子孫たちに幸せになって欲しいはずです。だからまずあなたが出会った人たちみんなと一緒に幸せになることなのです。

ですからまずは自分を愛し、人を愛し、人生を愛しましょう。そうすれば自然とそれを与えてくれた神々と命をつなげてくれた先祖たちに心からの感謝の気持ちが湧くはずです。それを自分なりに考えて形にするなら、どんな形であってもそれが本物の先祖供養なのです。神我や先祖たちの存在を心に念じ、その名前と偉業を讃えましょう。そして彼らが経験した痛み・苦しみ・不幸に同情しましょう。それが本当の先祖供養であり、宗教で供養の形式を学んで従うことも大事ですが、形式そのものより愛を形にすることの方がずっと大事なのです。

先祖のカルマなど恐れる必要は全くないのですが、気を付けなければならないことがあります。それは実際に最後まで不幸なままの人生を歩んだ霊というのは、自分に近しい人間に自分と同じ痛みを味あわせることで同情されようとする方向に力を持つということです。それが霊障の正体なのです。

あなたが人生で痛み・苦しみ・不幸を味わった分だけ、みんなの痛み・苦しみ・不幸に同情できる優しい人間になり、みんなを救う主人公(メシア・菩薩)として目覚めないのなら、霊障は執拗にあなたを追いかけ続けて自分と同じ痛み・苦しみ・不幸をもたらし続けるでしょう。

それはこのRPGの基本設定であり、行く手を阻むモンスターを恐れたり、ゲームの設定についてクリエイターに文句を言っていてもゲームは進みません。NPCが何億人いようとあなたが主人公であることに変わりはありません。どうかNPCである他人の言うことやることを一切言い訳にせず、主人公として目覚めて世界を救う決意をもって下さい。いきなり一人で世界を救う必要はありません。一人一人に主人公(メシア・菩薩)であることに自覚させて救いを連鎖させていって下さい。そうすればそれはいつか世界の果てまで連鎖して必ず世界は救われるのです。

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