2023年7月28日金曜日

アヤワスカ短期留学(修行)について

何年か前だったらアマゾンの僻地まで行かないと参加できなかったアヤワスカの儀式・民間医療が、最近ではサンパウロでも参加できるようになりました。

アヤワスカはアマゾンで伝統的なシャーマニズムの儀式・民間治療に用いられている植物の抽出混合液です。難治性の精神病・薬物依存症等に劇的な効果が得られるとして世界で注目されており、多くのドキュメンタリー番組や映画などの題材としても取り上げられています。

アヤワスカはペルーの国家文化遺産にも指定されていて、南米では公的に認められた伝統文化です。古代遺跡のミイラからもアヤワスカの成分が検出されて話題になりました。古代アンデス人が向精神薬を使用していたという確かな証拠がミイラの頭髪から発見されたということです。

世間ではアヤワスカが単なる「ドラッグ」だと誤解され偏見を持たれているのですが、アヤワスカはいわゆる麻薬ではありません。南米諸国では完全に合法のものです。

アヤワスカの主成分であるDMTは元々人間の体内でも分泌されている極めて自然のものであり、毒性も依存性も皆無です。DMTには麻薬のような快感をもたらす作用がないので依存性がないのです。ですから「アヤワスカ依存症」などという人は存在しません。

DMTは主に第三の目と言われる松果体において分泌され、脳液・血液・尿など体液中にも微量含まれています。またDMTは死の直前に肺で大量に作られることも確認されており、臨死体験とも深い関りがあると見られています。

DMTを含む植物は世界中に広く自生しており、その植物自体の栽培・所持・販売などを規制している国はありません。というか現実的に不可能かつ無意味です。

ただし日本を含む多くの国でDMTは指定薬物になっており、医療等の用途以外の目的での製造・輸入・販売・所持・使用等が禁止されています。ただどのぐらいの濃度まで抽出すれば違法になるのかなどの基準が明確ではないので、取締は現地の警察・司法の匙加減次第というところにならざるを得ない感じです。要するに体制側としては意識を変容させるものはすべからく禁止したいのに、DMTはあまりにも自然にありふれたものなので、厳密には取締りようがないのでしょう。

危険ドラッグの成分4物質を新たに指定薬物に指定 |報道発表資料|厚生労働省

しかしアヤワスカのような明らかに意識変性目的のDMT抽出物を自作・購入したり、海外から国内に持ち込んだりして、もし見つかれば逮捕されるでしょう。そしてもし逮捕されれば被雇用者であれば拘留中に解雇される可能性が高いでしょうし、特に今はアヤワスカ裁判中で世間の注目度が高く、ニュースになって有名になってしまえば世間体が悪く再就職も難しくなるでしょう。現段階では日本でアヤワスカやその疑似物を使用することは避けるべきだと思います。

確かにお酒と同じでアヤワスカも使い方を間違えれば危険なのは間違いありませんから、意識を変性させるものですから麻薬に準じた扱いがされてしまうのも無理はないでしょう。ただそれによりアヤワスカによる民間医療・儀式まで厳しく規制されてしまうことは非常に残念な限りです。

日本人でシャーマンを自称する人たちが金儲けのためにアヤワスカやその疑似物(アカシア茶など)その他の幻覚剤を販売したり、秘密裏に儀式を執り行ったりしていますが、それにより発狂したり自殺したりした人も出ていると聞きますし、やはり日本で儀式を行うのはおすすめしません。アヤワスカの儀式を執り行うには、知識と敬虔さが不可欠のものなのです。それらがない人達の元では決して儀式を受けないで下さい。

基本的にシャーマンというのは資格のある肩書ではなく、ブラジルで「私はシャーマンです」なんて言う人に僕は会ったことがありません。「あなたはシャーマンですか?」と聞かれれば、自負のある人は「そうです」と答えるでしょうけども、そういう仕事をしていれば相手はすぐシャーマンだとわかるわけで、わざわざ聞く機会もありません。わかりやすく言うと、例えば「良い人」というのは受け手側の印象であって本人の特質ではないでしょう。それを他人から言われるのは結構な事ですが、自分で「自分は良い人です」などと自称すれば、その時点で「何かを企んでいる・怪しい」と思われるでしょう。そこは「シャーマン」も同じだって事です。実際シャーマン自称者というのは金・エゴ(他人を意のままに操るなど)を目的としているのでしょうから、近寄らない方が無難です。純粋な思いでシャーマンをやっているような人が自称するわけないのです。(僕は絶対自称しません)

さて、日本の警察・官僚・政治家はアヤワスカを医療効果等の十分な検証もなく、偏見のみで、面倒を避けるために(それは酒・タバコ産業の既得権益を守るためでもあるでしょう)麻薬として一律で規制してしまっているのが現状です。

ブラジルにおいてアヤワスカは建前上「伝統的宗教儀式に用いる場合に限り」合法とされていますが、普通に路上で売られていたりしますし、ネットなどでも買うことができます。そのようにアヤワスカがほぼ野放しの状態になっていても、悪用・乱用されているという話はほとんど聞いたことがなく、少なくともアヤワスカによって社会混乱などは起きていません。日本でのアヤワスカ・シャーマニズムの現状を見ると、まだ日本で解禁されるには時期尚早だと思われます。

アヤワスカは実際に飲んでみれば神聖なものだとわかるものですし、強い吐き気も伴うものなので、遊び目的で使われるような心配はまずないのです。もしただの幻覚遊びが目的なら、LSDのように安価で簡単に入手できてしかもごく少量で効いて吐き気も伴わないもの(その上体内からも検出しにくくて使用罪での逮捕が困難)があるのですから、わざわざ吐き気などの苦しみを伴うアヤワスカを選択する理由などないのです。

アヤワスカのお茶はすこぶる不味く「特濃の腐ったコーヒー」といった感じのひどい味がし(臭いはそれほどキツくないのが救いですが)服飲するとほとんどの人は猛烈な吐き気を催します。この尋常ではない不味さと吐き気が通過儀礼のような感じで、LSDなどのように遊び目的で使われたり中毒にならないよう防護壁になってくれている気がします。スピリチュアル的には嘔吐により心身が浄化されると考えられています。

アヤワスカは服用後15分から30分程度で効果が現れ始めます。いわゆる変性意識状態となり、多くの場合はヴィジョンと呼ばれる極彩色ジオメトリーの幻想的な世界が見えます。

松果体は世界を認識するためのアンテナのようなものであり、DMTによって受信周波数が変わり、我々が共通して見ている現実世界のチャンネルから、それと並行して存在している上位次元の世界にチャンネルが切り替わってしまうのでしょう。

私は初体験した時「世界はこんなにも美しかったのか」と見とれてしまっていました。私個人の脳が持つ想像力でそんなに美しく複雑な世界が作り出せるわけがないので、間違いなく外からいただいているものだと思います。僕は数年前にカメラマンをしていたのですが、こんな美しい世界は写真には撮れないと思ってカメラへの興味をなくしてしまいました。写真でも絵でも3Dグラフィックでも厳密に表現することは不可能でしょう。

アヤワスカを飲んだ僕の個人的な感想ですが、ハイヤーセルフとより直につながりを感じられるようになり、今まで人生で疑問に感じていた事の答えが自分自身から次々に教えてもらえる感じがしました。

そこから更に自我が消失して宇宙意識と一体であると感じました。自我は幻で、本当は全ての存在はつながっていて一つなのだと実感しました。世界=自分=他人だと。個性(自我)も時間(空間)もすべての存在が大海の波の揺らぎのようなものだと。それに気づいた時、自分や他人や全ての存在が等しく素晴らしいものだと心から感謝の気持ちが湧いてきました。自分の人生(運命・シナリオ)や個性(役柄)の良し悪しを判断したり、自分や他人を責めたり不平不満を言うべきではないと。ありのままを受け入れようと。

この感覚はいくら言葉で説明しても、実際に経験してみないと絶対にわからないでしょう。森羅万象に対し慈愛と感謝の精神を自然に持てるようになる感じがしました。

これらはあくまで個人的感想ですけども、多くのアヤワスカ友達が共感してくれるところです。

アヤワスカは基本的に自分自身と向き合うためのものであり、犯してきた罪への罪悪感と自己正当化意識が強過ぎてそれを最初から拒否しているような人には向きません。かえって悪化するケースもあるのでおすすめしません。自分自身と向き合う覚悟は儀式に不可欠のものです。

アヤワスカについては青汁王子など多くの人が記事や動画にしているので、見てみて下さい。実際に経験した人のレポートはほぼ全てポジティブな内容だと思いますが、もちろん全部は見てないので僕はわかりません。ネガティブな体験をした人の体験談や、体験もしてないのにネガティブな噂や偏見を撒き散らしている人もきっといることでしょう。どちらを信じるかは本人次第ですが、ネガティブな情報を信じる人はアヤワスカの神様に呼ばれていないということですから、僕は無理には勧めません。

アヤワスカ服用中は自分の思いがすぐ目の前に象徴的に現れる感じになるので、恐れればそれもすぐ具現化します。だから恐れない勇気を持つことが大事です。この世界は自分の心を映し出したものであり、すべては自分の心が生んでいるのです。

アヤワスカは麻薬であるどころか逆に難治性の麻薬依存症や精神病の治療において高い効果を上げています。アヤワスカには心の病の元になっている心理的外傷を癒す効果があるようです。私の友人でも何人かアヤワスカで長年患っていた難治性の鬱病や薬物依存が寛解しました。

そしてあくまで私個人の見解になりますが、心の病というのはそもそも科学的なものではなく、悪霊による霊障・悪業(カルマ)であると思います。アヤワスカが精神病に対して効果があるのはその除霊効果によるものだと思います。ちなみに私は無料ボランティアで祈祷・除霊もしいて、病気やケガを治したりしています。

ただ特にご注意いただきたいのは、統合失調症はアヤワスカの禁忌症だということです。それは既に自我を霊障に奪われている状態のため、アヤワスカによって自我から離れると余計にそれを助長してしまうのでしょう。悪化する危険がとても高いので、残念ながら統合失調症の気がある方はお断りさせていただいています。

現代の薬物治療中心の精神医療は、患者を精神薬等で一時的に良くなったと錯覚させて脳を壊し、一生薬なしではいられなくさせて金を貢ぎ続ける奴隷にしているのではないかと私は疑いを持っています。もちろん重度の精神病患者に一時的な薬物治療は必要悪のものでしょうけども、それによって薬がないと社会生活が送れないかのように依存状態にさせるのは間違っていると思います。それについては質問箱の記事「精神病・精神医学について」にも書きました。

アヤワスカの効果は個人差が大きく、人によって体験することは様々違います。本人の気質に加え、儀式を行うシャーマンとの相性や力量によっても変わります。様々な要因によって現れる効果が異なるので、前もって「必ずこうなる」と予想する事はできません。

ですから誰でも最初から確実に高い効果を得られると保証することはできません。前述したように難治性の薬物依存や精神障害にも著しい効果が見られるケースが多いですが、あまり効かないケースもあります。特に長年患っている場合は効果が出るまでに時間がかかったり、好転反応が強く出ることもあります。ですからそういう場合(長期の薬物依存や精神障害)の人がアヤワスカによる改善を求めるのであれば、かなりの覚悟と忍耐が必要になります。僕の友人で薬物依存から寛解した人は、2週間毎日アヤワスカを飲むプログラムを耐え切りました。

アマゾンの伝統的な民間医療では
・アヤワスカ(Ayahuasca、Ayawaska)
・ハペー(Rapé)アマゾンの植物由来の嗅ぎタバコ。
・サナンガ(Sananga)アマゾンの植物由来の目薬。
・カンボ(Kambo)アマゾンのカエルの分泌物由来の塗り薬。
の4点がセットになっていることが多いです。長くなってしまうので当記事では個別の詳細な説明は割愛しますが、いずれもデトックス&除霊的な効果があり、様々な病気に良く効きますが、またいずれも苦しみを乗り越えなければならないものです(儀式参加者の義務ではなく完全な任意であり、勿論断ることもできます)。

アヤワスカで最も注意が必要なのは、DMTが体内で分解されるのを防ぐためのモノアミン酸化酵素阻害成分(MAO-B阻害薬)が他の化学物質と深刻な薬物相互作用を起こす危険です。ですからアヤワスカ服用の際は最低でも前後二日間は薬の服用を避けなければいけません。特に脳内物質に影響のある精神薬は厳禁で、お酒や麻薬などはもってのほかです。どうしても飲まなければいけない常用薬がある場合は事前にご相談下さい。厳禁されている薬の種類はさほど多くはありません。

アヤワスカによる死亡・重篤事故はこの薬物相互作用によるものが大半だと思われます。精神薬や麻薬の依存症治療目的で来たのに結局断ち切れずアヤワスカと併用してしまう人や、アヤワスカの効果を高めるつもりで故意に麻薬や精神薬と併用する人などがごく稀にいるのでしょう。あとは外国人の参加者に対して言葉の問題で事前の注意事項がよく伝わってなかったとか…。

このような事態を避けるためもあって、参加希望者には事前にシャーマンから薬の摂取禁止と様々な食事制限の指示(酒、肉、塩、砂糖、唐辛子などを数日間避けるなど)が出ます。※玄米とフルーツ程度にしておいた方が無難です。これは健康面における安全だけではなくスピリチュアル的な理由もあり、性行為等も数日間は禁止されます。

以上のようにアヤワスカは基本的な注意事項さえきちんと守っていれば大したリスクはないと思います。僕が600回以上、のべ1万人以上と儀式してきた中でも、アヤワスカで救急車を呼ばなきゃいけなくなるような事故を直接見聞きしたことは今のところ一度もありません。度数の高いお酒のほうがよっぽど死亡率が高くて危険だと思います。

ただ何事もそうですが、完全なノーリスクなどというものは存在しないということは肝に銘じておく必要があります。道を歩くのだって様々な危険があり、スポーツ・レジャー中や入浴中や就寝中に突然死する人もたくさんいます。お餅を食べるだけでも死ぬ人は日本だけで毎年数千人いるのです。参加は完全に自己責任であり、万が一のことがあっても基本的に何の補償も得られません。

サンパウロでのアヤワスカの参加料金の相場は一回R$120±30ぐらいです。今なら日本円で3000~5000円程度です。しかしこれは週末にみんなと受ける儀式の場合で、平日は通常個人向けにやってもらうことになり、料金はR$400ぐらいになります。今なら日本円で13500円前後です。

サンパウロは都会で便利ですし、基本的に日本にあるようなものはだいたい手に入ります。日本食のレストランや食材屋も充実していて、日本語の通じるホテルや病院もあるので、食事・体調のケアは安心です。気候も暑すぎず寒すぎずで快適です。前述した通り、意識覚醒状態では不安も拡張してしまうので、不安要素は少ないに越したことはありません。

アヤワスカと言うとペルーのサンフランシスコ村がメッカというイメージがありますが、かなりの僻地にあるのでそこに行くまでに時間もお金もかかりますし、気候は年中蒸し暑いです。そして街は不便かつ不衛生で、短い旅程で体調を崩したら大変な事になります。伝染病を媒介する蚊などの虫も多く、僻地なので医療なども充実してはいないでしょう。言葉も通じない外国で、しかも夜中のジャングルで儀式を受けるというのは不安にならない方がおかしいぐらいです。余程肝が据わっている人でない限り、初心者にはお勧めしません。

そしてペルーなどの会場周辺は儀式以外何もすることがなく、食事も日本人には合わなかったりします。何より儀式の料金自体も外国人旅行者向けだったりするので、みんなと受ける儀式でも日本円で一回1万円前後~数万円になり、セレブ向けの施設ではもっともっと高いそうです。どんなサービスを受けられるのか知りませんが、現地の物価を考えるとボッタクリ感は否めません。ペルー在住の日本人で儀式を行っている人もいるみたいですが、一週間で約60万円とのことで、そういう所で儀式を受けてカルマを積み合うのは、僕はお勧めしません。

イベントを主催するシャーマンによって儀式の方法・治療法・信仰している神々などは様々に個性があります。もし自分に合わないと感じたら無理に通う必要は全くありませんが、もし難治性の精神病治療などが目的であれば、一回目で自分に合わなくてもめげないで根気強く自分に合うシャーマンを見つけて欲しいです。

それと直接会ったことはありませんが、中には悪徳シャーマンもいるらしく何か事件もあったらしいと噂を聞いたりします。もしサンパウロに来ていただけるのなら僕が信頼できるシャーマンをご紹介できます。

サンパウロでは1週間~10日程度の旅程であれば僕が「アヤワスカ短期留学(修行)」ということでアテンドさせていただきます。言葉の通じない外国で知らない外国人と意識変性状態に入るのは不安もあるでしょうし、アヤワスカで経験したことを読み解いて解説できる経験豊富な僕が同行するのは(手前味噌になりますが)メリットが大きいと思います。

僕にアテンドを依頼される場合は、事前に確認すべきことが多いので、あらかじめWEBで面接させていただきます(お断りさせていただく場合もあります)。抱えている病気の症状にとってはかえって悪化させてしまう可能性がありますし、動機が不純だったりあまりに人間的に問題が多い方だとトラブルになる可能性が高く責任を負いきれないからです。

僕はアテンドは商売にするつもりはなく、片手間でしかも一人でやっているので、大人数には対応できません。ので、不特定多数の方に向けて応募をかけるつもりはなく、僕のnoteや質問箱を読んで共感・信頼していただける方からのアテンド依頼にのみ応じるつもりです。信念上「こちらはお金を払っているのだから〇〇してもらって当然」という考え方の人のためには死んでも働きません。

日本ーサンパウロ往復のエアチケット代(約20万円)を除き、約1週間の旅程の費用は、儀式代、同行費・宿泊費や交通費などの滞在費全て込み込みで20万円ぐらいが目安です。もしお金がなくて費用がネックなのであれば、もっと安く済ませる方法はあります。宿や食事を安いところにして、儀式も基本的に僕が自分の部屋で主催すれば、エアチケットを除くトータルの費用は10万円ぐらいに抑えられると思います。

アテンドで利益を上げるつもりはありませんが、こちらは修行中の身で手持ちはほぼなく、不測の事態により赤字を出すわけにはいきませんので、あらかじめ予想される滞在費の半分は米ドルにてお預かりさせていただき、そこから必要に応じてレアルに両替してお出しさせていただきます。今までも日本のカードがこちらで使えなかったり落っことしたりして大変なことになったことが何度かありましたので、どうぞご了承下さい。

アヤワスカの儀式は吐き気などがキツいので途中で逃げ出したくなるのが普通で、今までも儀式のドタキャンや逆に直前での予約というケースが多く、途中棄権の防止のためにも予めお預かりさせていただくことは不可避です。もちろん本人の意思を最大限尊重していますが、本人のためにも余程の事情がない限り基本的に週3回は参加していただきます。実際、終わった後はそれで本人から感謝されてますしね。ご希望の方には経験者の方にコンタクトをとっていただいて、直に経験・感想を共有していただきます。その方が安心できると思うので。とにかくあくまで「修行」というつもりで来ていただけると幸いです。キツいのが当たり前だと覚悟を持って来てもらいたいです。

またアヤワスカに過剰な期待をして「思った通りでない」などと苦情を言われても困ります。アヤワスカはその時その人に必要な導きを与えてくれるものであり、僕はその導きを手助けするのみで、「神は自らを助くる者を助く」という格言の通りで、結局すべては本人次第です。

基本的に全ては自己責任であり、僕はできる限りのことをさせていただく所存ですが、僕に旅行会社のようなサービスや事故等の結果責任・補償を求められても対応できません。

アヤワスカは南米の原住民たちが先祖代々大切にしてきた霊的で神聖な伝統文化です。今やネットでも簡単にアヤワスカ(及び類似物・DMT抽出物)が簡単に手に入る時代ですが、知識と経験があって信頼できるシャーマンがいない状況での使用は、医療効果が見込めないだけでなく、様々な意味でとても危険です。健康リスクとしても霊的リスクという意味でも。知識・経験のない人間同士で手を出すのは絶対に避けるべきでしょう。何より日本では法的リスクも高いので、現時点で日本での使用は(疑似物も含め)避けるべきだと思います。

また変性意識中に外出して何か問題を起こす人がいたり、他の薬物との相互作用を起こすなどして事件にでもなれば、ますますアヤワスカが世間で偏見を持たれてしまいます。それでもし南米でもアヤワスカが違法化の動きになれば、アヤワスカを伝えてくれたインディオたちからの恩を仇で返すことになってしまいます。それではマリファナの二の舞です。皆さんにアヤワスカという神聖かつ貴重な伝統文化に対してリスペクトを持っていただけたらなと願って止みません。悪用・乱用は絶対にして欲しくないですし、アヤワスカがLSDのようにサイケデリック系という感じで一括りに語られることには個人的にとても憤りを感じます。

アヤワスカはこの世界の真実の姿を見せてくれる、MATRIXのレッドピルのようなものではないかと私は思っています。あなたが一刻も早く真実に目覚め、この物質世界という魂の牢獄から出られることを祈っています。

※当記事はあくまでも僕が自身の体験を元にした個人的見解ですので、興味を持たれた方はぜひご自分でも調べてみて下さい。

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