2022年6月21日火曜日

自殺をきっかけに目覚める人がいるのはなぜ?

【質問】年齢・性別不詳
私の知り合いにも自殺未遂をして一回死んで戻って生き返った人がいますが、その人はその日を境に他人の感情が読めるという特殊能力と霊が見えるようになったそうです。悟りも得られたと言いました。その方は自殺をしたい人を止める人になりました。自殺をきっかけに向こうの世界で悟りやら特殊能力が得られるという現象が起きる人がいるのはナゼですか?



【回答】
人にはそれぞれ役割・使命があり、人生には因縁・シナリオがあるようです。僕もあなたのその知り合いも最初からそういう役割・使命であり、そういう因縁・シナリオだったということでしょう。

基本的に自殺とはエゴに埋没して生きた結果の逃避行為であり、自分であれば殺しても良いと考える事自体が究極のエゴです。そしてそれは大きな過ちであり、絶対にやってはいけないことです。

でも創造主からその大きな過ちを許されて救われた僕は「一度捨てた命を救われたのだから、残りの人生はエゴのためではなく自分を救ってくれた創造主のため、世の為人の為に生きようと決心したのです。つまりある意味で自我を超越したのです。

だから人に偉そうに説教したいからとか、有名になりたいとかお金持ちになりたいとか自分の宗教に勧誘したいとかそういうエゴの動機で今の活動はしていません。純粋にかつての自分と同じように苦しんでいる人を救いたいのです。

時間は循環するものであり、過去が未来に影響を及ぼしているだけではなく、現在・未来の思念・行動が過去に影響を及ぼしてその原因になっていることもあるわけです。創造主は僕が未来にそのようにエゴを捨ててみんなのために生きる志を持つ人間だとわかっていたからこそ、僕に許しと救いを与えてくれたのでしょう。そしてメシアとしての使命を果たすのに必要な覚りや能力をどんどん与えてくれているのでしょう。

盲人の目を開かせたキリストが言った「私が救ったのではない、あなたの信仰があなたを救ったのだ」という言葉はそういう意味です。その人が救われたのは信仰心を持つ前であり、救ったら信仰を持つ人間だからこそキリストを通じて創造主から救われたのです。

自殺すれば覚りが与えられるとか特殊能力が身につくというわけではありません。そこを絶対に勘違いしないで下さい。普通は自殺すればただ死んでしまうか、運よく未遂で終わっても何の能力も得られず、むしろ障害が残る可能性の方が高いと思います。特に苦しいことから逃れたいというエゴの自死は最悪です。クリエイターから主人公として与えられたPRGなのに、勝手に主人公をゲーム機ごと壊すのことですから、クリエイターからすればそれ以上に悲しいことはなく、殺人以上の罪なのです。

ただ僕やあなたの知人のシナリオ上、自殺がトリガーになったことが共通していたというだけで、自殺すれば覚りが開けるように短絡的に考えるのは、昔話「はなさかじいさん」の老夫婦の犬が「ここ掘れわんわん」で小判を見つけたのを、「この犬に探し物をさせれば自分も金持ちになれる」と考えて、犬を横取りした隣の意地悪じいさんのような発想かと思います。

自殺についてはこちらの記事「自殺・安楽死するとどうなるか?」に詳しいです。

創造主は絶望の淵から希望を与えて、人を救うことで自分が救われるように・自らの意志で覚りに向かうように導いてくれているのです。だから人生は素敵なのです。

ネットゲームにログインしている人が全員主人公であるがごとく、本当は人生を与えられた一人一人が主人公でありメシアなのです。あなたが主人公なのだってことを絶対に忘れないで下さい。他のログインプレイヤーと覚りの進捗を競い合うのではなく(神通力やその他の能力の高低で優劣を感じるのではなく)ただただ物語を愛して、ゲームクリア(世界救済)に向かって下さい。みんなの魂を救う連鎖を起こして下さい。

あなたももし信仰心を持ち、覚りに向かう菩提心を起こし、すべての人を救うメシア(主人公)を志すのであれば、きっと成長段階に応じた覚りや能力が与えれれることでしょう。主人公として目覚めなければ、自分が生き延びるためのつまらない能力しか与えられず、人を救う能力が成長していかないのは当然のことです。

そして既に与えられたものの価値に気付き、自分の魂の成長のために常にベストなものが与えられていると信じて愛で解釈して、どうか感謝に生きて下さいね。感謝=幸せであり、感謝の心がすべての存在の源たる創造主に存在意義を与えているのですから。

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