2023年2月25日土曜日

「優生思想」も創造主のシナリオですか?

【質問】20代男性
初めまして。いつも発信見させていただいております。

質問ですが、人の本能(優生思想)というのも創造主が考えたシナリオですか?

私は人間含め、全ての動物の生きる目的は子孫繁栄だと思っています。野生動物の世界では、厳しい自然界を生き抜くため強いオスがメスから求められ、弱いオスは子孫を残せず淘汰される現象がよく見られます。

この傾向は間違いなく人にも存在しており、相対的価値の男性(イケメン・高身長・金持ち等)は比較的モテ相対価値が低い男性(不細工・低身長・貧乏等)はあまりモテないという事実は紛れもないと思います。

そしてそれは相対的価値なのでどうしても序列が出来てしまい、女性に選ばれない男性が必ず発生してしまうのも紛れもない事実です(今の日本人男性は3人に1人が童貞というデータがあります)。

ならば性愛以外の分野で幸せを感じればいいという意見が出そうですが、性愛は子孫繁栄と直結しており人間という生き物の根幹にあたる部分なので、避けて通るのはほぼ不可能だと思います。

このように性愛の軸では資本主義と同じようにどれだけ頑張っても相対評価で除外されて淘汰される層が出てきてしまいます。このように絶対に幸せになれない人が確実に存在するのも創造主の意思でしょうか?それとも子孫繁栄や性愛の本能そのものがエゴであり、乗り越える対象ということでしょうか?他の方の質問と被る部分もあるかもしれませんが、回答を頂ければ幸いです。

【回答】2月27日更新
ご質問ありがとうございます。

我々に与えられた根本的な課題として(特に日本人は)愛というものを性愛とイコールであるかのように限定して考え、そして意中の人に愛されなかったり、恋愛対象からモテないというだけで、自分(の愛)には価値がないと考えるほどに他者評価依存になっているのです。

ただそれは我々に与えられた初期設定の課題「エゴ」であり、本当の愛というのは「森羅万象(=すべての存在・事象)に対する慈愛と感謝」なのです。

愛とエゴとは真逆の概念であるにも関わらず、多くの人が「愛」を「すごく好き」ぐらいの意味に捉えていて、「すごく嫌い」の対義語のように考えています。そうしてエゴを愛だと勘違いし、満たされないことに苦悩しているのです。このあたりの話は「欲望は悪いものですか?」で回答しています。

僕が愛について語ろうとすると、多くの人は「クサい」という感じの反応をして聞く耳を持とうとしませんが、それはその人の愛が腐っているからです。愛を醜いもののように感じてしまうのは、きっとエゴを愛だと勘違いしているからでしょう。

本当はすべての存在・事象が創造主なのであり、すべての存在・事象を許し愛することで創造主(=森羅万象)から愛を受け取れるのです。自分に都合の良いものだけを愛するのは赤ん坊でもできます。自分に都合の悪いものも、自分の魂の成長に必要だから与えられた課題なのだと感謝して受け取り、乗り越えて成長しようとすることが本当に大人になるということなのです。

あなたが愛を感じられないのは、自分に都合の良いものだけを愛そうとしているからだと思います。異性にモテない自分や他人は価値がなく不幸だと決めつけているようでは、すべての存在の根源たる創造主の愛を受け取れるわけがありません。あなた自身が心を閉ざしているから、世界はあなたに対して閉じているのです。あなたが心を開けば世界があなたに開かれます。これは僕が経験上確信していることです。

創造主は僕らの愛を求めて愛によって僕らを作ったのであり、自分や誰かの愛に価値がないと考え、この人生というRPGの設定に不平不満・文句を言うことはその愛と逆行することであり、不幸に導かれるのは当然なのです。そこに僕らは自発的に気づいて愛を無条件化していかなければならないのです。

僕らは世界を好き嫌いで二分することにより、その主体者としての「自分(自らの存在は他の存在と分かれたものであるという分離意識)」というものを実感しようという本能が与えられています。それがエゴの本質の一つです。

しかし嫌いなものが存在しなければ僕らは好きという感情も経験できません。そういう好き嫌い・喜びと悲しみのような相反する感情を感じ経験を積んで成長の喜びを味わえる存在として人生を与えらえれたことに自発的に感謝して森羅万象を愛することが大事なのであり、愛というのは好き嫌いや喜怒哀楽を超えたところにあるのです。そして自分自身が無意識に好き嫌い・善悪などで二元化してしまっている自分の認識世界を愛一元に変えていくことがこの人生というRPGにおけるみんなに共通したストーリー設定なのです。


>>人の本能(優生思想)というのも創造主が考えたシナリオですか?

そうですね、基本的には「生まれの格差について(陰謀論)」等に回答させていただいている通りです。この仮想現実RPGにおいてクリエイターが意図しない存在・出来事は一切ありません。そして本当は僕らも創造主の一部であり、記憶を消されているだけで、このシナリオの共通初期設定は僕らみんなの総意で作られているのです。自分で作ったRPGはすべてを忘れた上でレベル1から始めなければ楽しめないのです。

このRPGのシナリオにおける初期設定というのは全て解決すべき課題であり、人生という物語の伏線なのです。初期設定が完璧な真理で完全に幸せな世界であれば、それはもはやエンドロールであり、ゲームとして成立しませんので、我々に生きる意味はなくなってしまいます。

真理というのは初期設定の常識(思い込み)の中に巧妙に隠されているからこそ見つける喜びがあり魂の成長があるのです。ゲームにおいて初期設定は必ず課題(困難)を伴っているものであり、常識が間違っているのは伏線上当たり前のことなのです。

あなたは勝手に常識化していますが、僕らは子孫繁栄のために生まれてきたのではありません。もしそうなら結婚できない・しない人や、子供を作らない・作れない人には価値がないということになります。(それは確実に同性愛者差別ですよね)しかしもちろんそれは真理ではないのです。太陽も地球も人間もいずれは滅びることが確実なのに、子孫繁栄にそんな価値があると思いますか?そして子孫繁栄が目的のRPGなど見たことがありますか?

僕らは永遠たる魂の成長を経験するために生まれてきているのであり、意識している・していないに関わらず、主人公それぞれに用意された設定・課題・シナリオの中で修業し経験を積み成長を続けているのです。全知全能の創造主がちゃんと意味があって愛によって課題を与えてくれているのですから、創造主が我々にどういう成長を望んでいるのか愛で解釈し、感謝しながら乗り越えていかなければならないのです。

それなのにあなたはまるでその初期設定(常識)は変えられないということを前提にして、それを課題として乗り越えて魂を成長させることを放棄し、課題に対して不平不満を言っている感じがします。それはわき役NPCの典型的な思考なのです。ゲームの設定に文句を言う主人公ではゲームが進みませんし、映画の設定に文句を言う主人公では監督に愛されません。「愚痴・泣き言・不平不満」と「嘲笑」はシナリオ上「負けのフラグ」であり、自分を脇役NPCとして確定させる行為だと覚えておいて下さい。

人それぞれ自分を主人公とする、自分の魂のレベルに合ったシナリオ・カルマ(課題・経験)が与えられているのですから、他のプレイヤーと比べて難易度が高いからと言って不平不満を言うことはナンセンスなのです。レベルの高い生徒が通う学校ほど課題の難易度は高いのと同じであり、自分や他人に与えられた課題(カルマ)を比較して文句を言っているようでは成長するわけがないのです。創造主は我々に魂の成長を願って生んでいるのであり、その人に乗り越えられない課題など与えるわけがないのです。あなたがそれを信じられないのなら、あなたに信心が足りないということです。

この世界の初期設定(常識)である適者生存(≒弱肉強食)型の価値観を覆して共存共栄型の社会を実現して世界を救うのが主人公(メシア)であるあなた(=僕)の使命なのです。日々愛(真理)を実践し、ワンネス(あなた=私)であることにみんなが目覚める連鎖を起こし、無償で助け合い愛し合う社会を実現していくことなのです。

宇宙の仕組み」に書いた通り、あなたは客観的世界に住んでいるのではなく、夢の中と同じようにあなたの主観的世界に住んでいるのであり、あなたこそが主人公なのです。そしてあなたの世界はあなたの解釈(世界観)が作り出しているものなのです。あなたはまだそこが全く理解することも受け入れることもできていないのでしょうが、あなたの人生というRPGはすべからくあなた次第に作られています。

この世界が確率・偶然性に左右されていると考えるのは幻想であり、本当はすべてが0次元である創造主の意思とあなたの意思との相関関係で起きています。会ったこともさえない他人は完全なNPCであり(いわんや動物をや)、その不幸や悪事をニュースやデータから持ちだして創造主を恨み世を嘆くのはナンセンスです。それは環境設定・伏線のようなものであり、あなたはあくまで実際に出会った人(あなたの心の世界=仏国土の住民)を救うことに全力を注ぐべきなのです

この世界は愛と勇気を試すためのRPGであり、当然世界はそのためにあなたを脅して不安にさせ、また怒らせてきます。(様々なニュースやデータは基本的に人を不安にさせるために存在しているのです)しかし決してそれに屈してはいけないのです。本当は全て大丈夫なのに、大丈夫じゃないと思わせるのは愛と勇気を試すためであり、本当は何の心配も要らないのです。それを心配したり不平不満を言って感謝しないから、その不安・その世界観が現実化してしまうのです。鳥は蓄えもしませんが、明日の糧を心配して自殺する鳥はいません。天に養われ守られているのを確信しているからです。

あなたは初期設定(NPC思考)通りに適者生存の価値観を絶対的なものだと認識し、自分もみんなもそれに服従する以外にないと考えているから、実際にあなたの認識世界はそのようになってしまっているのでしょう。あなたには信心がないために、この世界を非常に表面的にしか見ておらず、この世界のすべての存在が支え合って関係性(因果・縁起)の中で存在している(共存共栄)ということに全く気付いておらず、殺伐とした適者生存の競争社会としてしか認識できていないのです。

優生思想の根拠になっているダーウィンの進化論は虚構です。あれは支配者層が「この世界は適者生存である」と自分たちの支配を正当化するのに便利だから常識として学校も社会でも常識(正義)として教えさせているのです。

進化論を信じるのは人間の無明(愚かさ)の最たるものです。遺伝子の突然変異で新種(元種と交配不能)が誕生するなら、たった一世代の間に寸分違わずピッタリ同じDNAの突然変異(しかも元種より進化的で環境に適応した変異)を起こしたつがいがお互いを見つけて惹かれあい生殖しないと無理なわけで、そんなことは天文学的確率でもありえません。実際そんな証拠は一つも見つかってないのに、世界中の雌雄異体の全生物でそれが起きたと考えるのでしょうか?

しかも地球上のほぼ全種で近親交配によるデメリットが生じるのに、たった一つのつがいから新種が広がっていくと考えるのは無理があり過ぎます。進化の中間種も一切見つかっていませんし、今の生物の系統はすべてカンブリア大爆発の時期に生じていることがわかっています。つまり最初から分けて創られたということです。

人間がたった数十数百万年の間に猿から進化したというのもあり得ません。「適者生存」が事実なら、なぜ今もたくさんの種類の猿が栄えているのか誰も説明できないでしょう。

この世に創造主が作っていないものなど存在しはしません。すべてが創造主の一部として形を現しているに過ぎないのです。仮想現実が自然・偶然に発生するなわけがありません。すべての存在の根源は創造主であり、この世界に存在意義のないものなど存在しないのです。もちろんあなた自身も、あなたが嫌いな人や価値がないと思う人たちにも。

あなたはまだ若く、性欲に振り回されている時期でしょうから、性愛や結婚を幸福の絶対条件のように考えてしまうのは無理もありませんが、そのように幸福を勝手に条件付けして自分自身だけでなく他人の幸不幸まで決めつけるような考え方が不幸の元凶なのです。あなたは覚りが開ける中で感じ取れる幸せというのを全く経験していないようですからわからないのも無理はありませんが、性的な快楽といういのは一過性のものであり、満たされ続けることはないのです。「性愛・結婚=幸せ」「それを得られない人は不幸(幸福から除外されている層)」などと勝手に決めつけるような考えがあなた自身の認識世界を本当に不幸にしているのです。

あなたの解釈・世界観があなたの認識世界(仏国土)を作っているのであり、あなたの人生という映画を作っているのです。ところが今現在のあなたの世界観は非常にネガティブで差別的で不安と不平不満と厭世観に満ちており、あなたの仏国土には住みたくない・同じ映画に共演したくないと深層心理で倦厭されていることが、恋愛に限らず人にも神々にもモテない根本的な原因であり、容姿や能力やステータスが直接的な原因ではないと思います。(落ち込まないで下さいね。それに気づいて直せば良いだけであり、それこそが魂の成長で、人生のシナリオの大事な要素ですので。)

因果は循環するものであり、あなたが本当に容姿や能力やステータスに恵まれないのだとしたら、それはあなたが世の中を悲観していて感謝の気持ちがなく不平不満と恨みで解釈しているからだと思います。僕自身も前はそうだったのでよくわかります。「自分は容姿が悪く何の才能もないから努力しても無駄だ」などと考えてネガティブな解釈をしているからこそ、努力する意欲もなくなりいつもネガティブなオーラを発して天の愛を受け取れず、才能からも素晴らしい出会いの運命からも見放され、ますますネガティブになるという悪循環を繰り返していたのです。

幸せの条件付けは不幸の根本的原因であり、ステータスなど表面的なもので条件付けして相手を決めるような女性はその時点で不幸決定のようなものなのです。そして世の中ステータスだけで相手を選ぶような女性ばかりではありません。あなたがそう解釈しているから、そう見えているだけです。フィーリング・人生観や世界観の一致の方を大事にしている女性があなたの周囲にいるように思えないのなら、それはあなた自身が女性を容姿やステータスなど表面的なものだけで判断しているからではないでしょうか?

異性というのは、あなたが心を開いてみんなとちゃんとコミュニケーションを取れる人なのであれば、あなたの現時点での容姿も能力もステータスも関係なく、創造主がちゃんとしかるべき相手と出会わせてくれてうまくいくようになっているのです。なのに出会いに対して心からの感謝の気持ちがなく、目の前の人を容姿や能力やステータスで判断して全力で愛さず、不平不満ばかり言い、世を嘆いてばかりいるから、すべての存在の根源たる創造主からの愛を受け取れないのでしょう。

どうしたらモテるか?」については旧質問箱で回答させていただいておりますので、こちらもご参考下さい。あなたはきっとモテる人をうらやんでいるのでしょうが、一度に結婚できるのは一人までですし、意中の人に愛されないならどれだけモテても意味がありません。そして自然体でモテるならそれは素晴らしいことですが、不特定多数にモテようとしてそれにより自分の価値を感じようとすることは日本の社会病理「他者評価依存」であり、それは目の前の人を全力で愛そうとしないことにつながり、きっと人生がうまくいかなくなると思います。

人の価値とは?」に書きましたが、人間の価値は能力ではなく存在なのです。能力を価値と考えるから「優生思想」のようなデタラメを真理と勘違いするのでしょう。

そして「嫉妬・劣等感で苦しい」で回答しましたが、自分自身が人間に優劣をつける考え方をしているから嫉妬・劣等感に苦しむことになるのです。「誰でも自信満々になれる方法」に書いた通り、出会った人を例外なく尊敬し・感謝し・許し・愛する努力を日々重ねていれば、嫉妬や劣等感に苦しむことはなくなります。常に正義より愛を優先する連鎖を目の前の人から起こし続けて世界を救って下さいね。

あなたは結婚や出産をまるで幸せの保証でも得ることのように考えている感じがしますが、結婚してもすぐパートナーとのセックスに飽きてセックスレスになったり、浮気などが原因で夫婦仲が険悪で、離婚したり一家離散状態になっている家庭というのはとても多いのです。結局性愛というのは一過性のものに過ぎず、それを幸せの本質であるかのように勘違いして追い続けても永遠に満たされることはないのです。そして結婚や出産に限らず何かの成功というのは、その人なりの成長を期待されて与えられる査定前の新入社員のボーナスみたいなものであり、その上にあぐらをかいて今まで以上の努力を怠ると、ボーナスが借金のようになって多大な利子付きで強制返済させられるのです。それは「離婚について」に書いた通りです。

今回ちょっと厳しい回答に受け取られてしまっているかも知れませんが、僕は常に100%の愛で回答していますし、あなたの幸せを心から祈っています。

2023年2月5日日曜日

NPCはみんな私の幻?世界線とは何?

【質問】
自分の人生に無関係な人がNPCなのは理解し易いのですが、身近にいる人々や真也さんも私の脳が作った幻で、実は存在しないのでしょうか?

「別々の自分の主観的世界にいるがP2Pのネットゲーム世界のように重なりあっているから一つの世界に見える」と言う説明が本当なら、真也さんや私が出会ってきた全ての人々は私の鏡で本当は存在せず(別の世界線にいる?)

コロナ禍というシナリオの中で学んでいるのは実は私ひとりだけなのでしょうか。それとも、このコロナに翻弄される世界がデフォルトでみんな似た様な世界線にいるのでしょうか?

もしも私だけの世界であるなら、コロナ禍を引き起こして私の世界にいる住人たちに迷惑をかけて申し訳なく思ってしまいます。

【回答】
ご質問ありがとうございます。

我々は世界の仕組みを理解できないように作られているのですから当然と言えば当然なのですが、まだあなたはほとんど理解されていません。僕自身、目覚める前に「宇宙の仕組み」について読んだとしても、ほとんど理解はできなかったでしょう。結局経験を通してしか理解できないものなのです。だから決してまだ理解できないあなたを見下しているのではありません。あなたがまだ理解できないのは、あなたの人生というRPGにおける現段階での進捗を遥かに超えた内容だからです。

大事なことは目の前の自分のRPG(覚り)を進めることです。僕がnoteで一番伝えたい内容は「誰でも自信満々になれる方法」であり、「宇宙の仕組み」はその論理的根拠のようなもので、「自分が主人公であること」さえ理解していただければ十分なのです。他にも「人の価値とは?」「反省してはいけない」「問題は解決しなくていい」あたりに書かれていることを日々その内容を実践していれば、無理に世界の仕組みを理解しようとしなくても、経験的に理解できるように導かれます。逆に実践・経験なしに深く理解しようと思っても無理です。

だから一応いつも通り全力でご説明しますが、今現在のあなたに説明してもきっとご理解はいただけないと思います。RPGにおいて必要なものは必要な時に必要なだけ与えられるのであり、今現在理解できないことは理解しなくても良いので、焦らないで下さい。僕の世界観をあなたの現段階で無理に全部理解しようとすると混乱して統合失調症のようになってしまうでしょう。

>>自分の人生に無関係な人がNPCなのは理解し易いのですが、身近にいる人々や真也さんも私の脳が作った幻で、実は存在しないのでしょうか?

関係があろうとなかろうと、実際に出会っていようといまいと、自分以外の人間は基本的にNPCです。そしてあなたも他人にとってはNPCなのです。

自分の世界は自分次第に作られていますが、そのような仕組みに作ったのは創造主であり、あなた個人の脳ですべてを作り出しているということではありません。既にある無数の可能性の中からあなたが人や出来事との出会いを選択している(引き寄せている)ということです。だから人生はRPGと同じだと再三お伝えしています。僕も他の人もあなた個人の脳が作り出した幻ではありません。統合意思(僕らの深層意識全体の総意)=創造主(クリエイター)が作り出したものをあなたという主人公の深層意識が引き寄せたのです。人はそのように自分が選択したシナリオの必要性に応じて必要な人に出会うのです。

あなたが出会う相手が完全自動で動いているAIの如きNPCなのか、それともそれをアバターとしてログインしている別のプレイヤーなのか、あなたには見分けることができませんし、見分ける意味もありません。それらは実質同じものであり、自分自身と同じように主人公として尊重し、愛する以外にないからです。

他人の存在が幻だというのなら、あなたが自分だと思っている自意識自体が幻に等しき仮象のものです。すべての存在は同一(ワンネス)なのであり、自意識(自分は自分である)分離意識(自分は他のものとは別の存在である)自己同一意識(自分はこういう人間である)この3つが「自分」という仮象を形成しているのです。

そしてそれぞれの存在には個性が与えられ、それは欠点や過ち(不完全性)と不可分なのです。個性=不完全性がなくては僕らは愛の物語を経験できません。しかし不完全性というのは幻であり、本当はすべてが完全なのです。愛(お互いが補い合い許し合うこと)を生むために完全たる創造主は個性・不完全性という幻を作り出したのです。

僕が全ては「幻」だというのは存在しないという意味ではなく、本来存在し得ないものが仮の形で実体化しているのです。ちょうど電源を落とせばデータだけ残してすべてが消えてしまうRPGと同じです。

このRPGは魂を成長させるためのものであり、そのために常に愛と勇気が試されています。そのためにあらゆる存在があらゆる手を尽くしてあなたを不安にさせ、怒らせてきます。しかし決してそれに屈してはいけないのです。

ゲームだから・相手はNPCだから何をしても構わないというものではありません。出会った人を自分自身のように愛し、大切にして下さい。ゲームは真剣になるほど楽しめるものですが、深刻になり過ぎては楽しめないものなのです。「しょせんゲーム、されどゲーム」です。そして「勇気なき愛は欺瞞であり、愛なき勇気は蛮勇である」と覚えておいて下さい。それは創造主からの大切なメッセージなので。

>>真也さんや私が出会ってきた全ての人々は私の鏡で本当は存在せず(別の世界線にいる?)

あなたはまだ世界線について全く理解されていません。世界線というのはネットゲームにおけるインターネット回線のようなもので、それは他のログインプレイヤーと世界を共有させているものなのです。

しかしシナリオ上必要なプレイヤーとだけつながっていれば良く、存在するすべてのプレイヤー全員と常時接続するのは無駄でしかないのです。だから僕らは70数億人がみんな一つの世界を共有しているように見せられていますが、実は全員とつながってはいないのです。

深層意識が選択しているシナリオのゴール(目的地)が変われば、それに合わせてルートも変化します。それはちょうどあみだくじのような感じで、主人公であるプレイヤーが別の世界線に移動したりすることは(特に主人公に目覚めようとしているプレイヤーには)気づかない間にも頻繁に発生しているのです。

しかし僕らはこのあみだくじを真横からしか見れないような感じになっていて、まるで一本の線であるかのように世界を認識しているのです。ただ実際は頻繁にルートは変化しています。これはまさにRPGと同じ仕組みであり、僕らは深層意識によってシナリオを選択し、それに合わせてルートは常に変化しているのです。それによって未来だけでなく過去も(現実そのものが)変化するのです。(マンデラ効果)

過去・未来というのも僕らの意識が作り出す幻の如きもので、本当はすべてが「現在」として存在しており、それが変化し続けている(因果を更新し続けている)のです。DVDの映画で、リーダーの光を当てて作り出した世界を視聴者が「現在」として認識しているのと同じように、僕らは本当の世界(データ宇宙)の中のほんの一点を「現在」として認識しているだけであり、本当は世界・人生は既にデータ(可能性)として全て一度に存在しているのです。

そしてこのみんなの意識が重なり合ってできている世界には、宇宙人のように他のルールのゲームをしているプレイヤー(意識体)もたくさんいるのですが、それらとモロに世界線がつながったらゲームがめちゃくちゃになってしまうので、通常はつながらないようになっています。つまり直接的な干渉はできないようになっています。しかし物語を面白くするために別次元の存在が主人公であるプレイヤーのシナリオ上の必要に応じて(宇宙法則の制限内で)僕らの世界線のアバターにログインして干渉してきたりするのです。稀には完全に別なゲーム世界(世界線)のアバターがこちらのゲーム世界(世界線)に交錯して出てくることもあります。それが僕らが物質世界において認識する宇宙人ですね。それは幻のように現れたり消えたりします。

無限に重なり合って存在しているルービックキューブを想像してみて下さい。その縦横の分割線を世界線・時間軸だと思って下さい。出会いというのはその世界線・時間軸が他の人のルービックキューブとピッタリ同じに揃ったときに一つの面(フィールド)を共有するようなイメージです。(あくまでイメージであり、厳密に例えれば世界線の数・面の数は無限に近いほどあって表現不可能です)

ピラミッドなどはそのルービックキューブの回転の基準点として存在しているのであり、命が尽きた後に転生してまた会いたい人にもう一度会うための仕組みだと「宇宙の仕組み」でご説明させていただいた通りです。ピラミッドは「ワンネス=本当はすべてが一つである」ことに目覚めた上位次元の存在の愛によって作られたものなのです。我々の世界線上において奴隷への強制労働などによってあのような高度な建造物を作ることは不可能ですし、王墓などの今まで考えられてきた建設理由はこのとてつもなくコストがかかる大事業の動機として不十分です。

余計に理解を難しくしてしまっていたら申し訳ないのですが(苦笑)、読者の方で理解できる方もいらっしゃるかも知れないので一応書きます。僕らの世界の大元は0次元の存在であり、それが創造主です。そして我々が認識できるすべての存在は01のデジタルデータが元なのであり、二次元の平面データなのです。どんな多次元世界もそのデジタルデータを投影したホログラムのような世界なのです。そしてすべては因果により結びついていて、それが常にスパイラルに循環・更新されているのです。そして時間軸も世界線もルービックキューブのようにグルグル循環しているのです。

宇宙人も存在しますし、レムリア・アトランティス・ムーのような幻の大陸も実在しています。それは僕らが通常認識できる世界線上にはないというだけで、それらの世界も僕らの世界線・時間軸と交錯し、僕らの世界のシナリオの伏線に影響を与えているのです。

前述の通り因果というのは循環するものであり、過去が現在に影響を与えるように、現在は過去にも影響を与えているのです。それはまるでゲームやアニメで後からどんどん設定が付け足されるような感じで、つじつま合わせに無理が生じ、特定の世界線・時間軸上にいる僕らから見ると、矛盾点やミッシングリンクだらけになるのです。

宇宙や人間の出現もまさにそうで、我々の世界線でいくら過去を遡っても真実には辿り着きません。宇宙の全てを作っているのは世界線も時間軸も超越した上位次元の世界の存在なのです。ウィニングイレブンの試合時間をいくら遡ってもウィニングイレブンそのものが作られた時間には至らないのと同じことです。我々から見て上位次元の存在の時間は虚数なのです。宇宙も人間もピラミッドも、虚数時間軸・別の世界線で作られたものであり、我々の時間軸・世界線上において考古学的な調査をしたところで、研究が進めば進むほど後付けのつじつま合わせのような証拠が見つかるだけであり、矛盾点やミッシングリンクが多数見つかって、真実には辿り着けないのです。



>>もしも私だけの世界であるなら、コロナ禍を引き起こして私の世界にいる住人たちに迷惑をかけて申し訳なく思ってしまいます。

あなたはゲームのバイオハザードでゾンビが出てくるのは自分のせいだと思いますか?またウイルスを作ったアンブレラ社や、ゲームを作ったクリエイターを恨んで意味がありますか?

歴史や神話上のことであれ、あなたの身に起きたことであれ、過去に起きたことはすべてクリエイターがあなたの成長のために用意した伏線であり、乗り越えるべき課題なのです。それを自分のせいだと考えて申し訳なく思ったり、誰かを恨んだりしていてはゲームは進まないのです。

ただ、まだ主人公として目覚めてさえいない=レベル1にも達していないNPCであるあなたがいきなりダンジョンボスレベルを相手にしようとしても無理なのです。だからといって最初から諦めてNPC人生に逃げないで下さいね。

まず主人公として目覚めることです。つまり菩提心(真理を求め、衆生を救う覚悟)を持つことです。それがゲームの本当のスタートなのです。あとは神々に(自動的に)導かれるのです。今どんなにレベルが低くて何もわからなくても、世界を救うべく愛と勇気を持って突き進んでいけば大丈夫なのです。


それがなければあなたはただ「自分が選択している」という気分だけ味合わせてもらっているだけのわき役AIであるNPCに過ぎません。

繰り返しになりますが、人生はネットゲームなんですから、当然同じ設定・ルールでプレイしている人(意識)たちはいっぱいいます。世界線というのはネット回線のようなもので、それを共有するということは、同じゲームでなおかつ同じルームで共同プレイしているようなものです。

この世界とネットゲームとの主な違いは、モニターで見る目線ではなく、自分の意識がパソコンの中のアバターに入り込んでそのアバター目線でゲームの世界に入り切っているというところです。

あなたの認識世界(=あなたの仏国土)があなたのパソコンの中という感じです。あなたの認識できるすべてはそのパソコンの中にあって、その外側は認識できません。つまり他人のパソコンの中はわかりません。

あなたが出会う他のログインプレイヤーは、そのプレイヤーそのものではなく、お互いそれぞれのパソコンの中で連動して動くアバターなのです。

つまり他人はあなたの認識世界(仏国土)の住民であり、あなたは他人の認識世界(仏国土)の住民だということです。それは同時に両立するんです。カタカムナにある通り「カタチサキ」であり、物理的な大きさや距離などは関係ないのです。

だからあなたの仏国土の全員(出会った人の全て)が幸せになるように導き、他のプレイヤーと交錯する自らのカルマ解消(悪い因果の解消・課題クリア)に向けて正面から立ち向かい、NPCたちからの嘲笑・誹謗中傷などの抵抗に屈することなく、主人公として目の前の人から覚り・愛を実践によって連鎖させ、きっと世界を救って下さいね。



コミュ障を克服したい

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