【質問】30代・女性
タイにアヤワスカのリトリートを受けに行きます。
受ける前の心構えなどがあれば教えて下さい。
【回答】
ご質問ありがとうございます。僕はタイのアヤワスカ事情を全く知らないのですが、よくよく評判を調べてから選んで下さいね。きっと良い主催者のところで素敵な経験ができますように、心より祈っています。どうぞお気をつけて。
さて、確かにアヤワスカは事前の心構えがとても大事です。そこがしっかりしていないと、良くない方向に導かれてしまう可能性が高いですから。※心構え以前に、主催者による事前の注意(食事等の禁忌など)に従うことは大前提です。
アヤワスカは「修行」ですから、辛い・苦しいのが当たり前だと思って下さい。相当な覚悟が要ります。辛い・苦しいのを乗り越えない限り、何も良くなりません。生半可な気持ちでは受けない方が良いです。
興味本位で幻覚体験がしたいだけの人とか、レクリエーション感覚の人とか、SNSのネタ作り感覚の人とか、スタンプラリー(旅行のついで)感覚の人とか、ギャンブルの感性を上げて儲けたい人とか、そのように動機が軽い人・邪な人の場合、僕のところに依頼が来ても断ります。
アヤワスカの効果は本当に本人次第のところが大きく、アヤワスカを飲みさえすれば素敵な神秘体験ができるとか、病気が治るとか、覚れるとか、幸せになれるとか、甘い考えの人はきっと後悔することになると思います。
アヤワスカは精神病の治療に効果があると言われていますが、統合失調症など自我を正常に保てていない人は受けてはいけません。本当に主人格が戻って来れず、精神分裂状態になる可能性があるからです。
あなたは何のためにアヤワスカの儀式を受けに行くのでしょうか?その目的はエゴ動機なのか、愛動機なのか、「目的」は非常に重要です。前者であればまず受けないことをお勧めします。アヤワスカというのは愛に目覚めさせるためのものであり、エゴが強いと逆方向に作用して、自称シャーマン詐欺師たちのように「よりエゴに埋没した人間」になってしまったりする恐れがあるからです。
前置きが長くなりましたが、僕がアヤワスカ・チャレンジャーに必ず事前に話す心構えについて、ここにお伝えしておきたいと思います。
1.逃げないと決めておく(自分自身と向き合う覚悟を持つ)
アヤワスカであまり良い効果が出ない人に確実に共通しているのは、自分自身に対して・自分自身のカルマ(人生の問題・課題)に対して向き合う気がなく逃げているということです。もちろん自分と向き合うということは誰にとっても辛いことですが、そこから逃げるのならアヤワスカの儀式を受ける意味がありません。何があっても逃げない・向き合うという覚悟を予め持っておいて下さい。
2.恐れないと決めておく
世界は愛と勇気を試すためのRPGですから、当然あなたを怒らせ、また不安にさせてきます。そしてアヤワスカは意識を拡張させるものですから、怖いと思ったらその意識が拡張されて際限なくどんどん怖くなってしまいます。それは神の意地悪ではなく勇気を試されているのですから、何があっても恐れないと予め決め込んでおいて下さい。そして恐れだけではなく全ての意識が拡張されるのですから、悪い意識を持たないように予め覚悟を持っておいて下さい。
3.許すと決めておく
アヤワスカでどんな体験をするかは事前にはわからないものなのですが、大概の場合、自分の過去と向き合わされることになるという点では共通しています。そこでかつて他人を害してしまったことや、他人から害されたことを追体験させられます。その時になってから許すかどうかを決めようとすれば、きっと安易に「許さない」という選択をしてしまうでしょう。しかしそれでは神からの「Misson Failed」を喰らって良くない結果に繋がってしまい、せっかく儀式を受けても逆効果になってしまいます。だから「何を思い出しても自分も相手も許す」と予め決め込んでおいて下さい。「自分は許すために来たのだ」と。
4.何が起きてもポジティブに解釈し、導きに従う覚悟を決めておく
アヤワスカの神は決して嘘を教えません。人間が解釈を間違う可能性があるだけです。全ては愛によって与えられているのですから、もしネガティブな経験をしたとしても、必ずポジティブな意味があるので(警告など)、ポジティブに解釈すると予め決め込んでおいて下さい。うまく解釈できず混乱したりしたら、ぜひ僕に相談して下さい。もし導きがあったのに従わなかった場合、ペナルティー的に良くない方に導かれることが多いので、神を信じずその導きに従う覚悟が最初からないのなら受けない方がかえって良いかも知れません。
※ウィル・スミスも青汁王子も導きに従わなかった結果、かえって悪い方向に導かれている感じがします。
5.信心・感謝報恩の気持ちを持つ
日本人は不信心な人が多いですが、アヤワスカの儀式というのは神との対話であり、何の神様でも良いのですが、信心自体がなければ話になりません。信心のない人はあっという間に魔に憑りつかれてしまったりします。そして僕がいつもnoteに書いていることですが、人生という経験機会を与えられていること自体に感謝の気持ちを持ち、他人と比べず、主人公意識を持ち、被害者意識を持たないようにして下さい。被害者意識はNPC意識であり、成長拒否であり、人を不幸に導く最たるものです。アヤワスカの儀式に招かれるというのは神の導きがあってこそのものですから、心から感謝の気持ちを持ち、それを自分なりに形にして下さい。
いかがでしたか?
1.逃げないと決めておく(自分自身と向き合う覚悟を持つ)
2.恐れないと決めておく
3.許すと決めておく
4.何が起きてもポジティブに解釈し、導きに従う覚悟を決めておく
5.信心・感謝報恩の気持ちを持つ
ひとことで言うなら「愛と勇気」です。とてもとても大事なことなので、必ず手帳か何かにメモして、事前に強く意識しておいて下さい。余程強く意識していないと、意識変性中にそれを思い出すのは困難で、己のエゴ(欲望・保身・恐怖・怒り・被害者意識)に打ちのめされてしまってあまり良い影響が出ない人をたまに見かけますので。
そしてできるだけ事前に僕のnote&質問箱を読んでおいて下さいね。今は理解できなくても、経験することでよく理解できるようになると思いますし、それが悪い方向に導かれないための防波堤になると思うので。
それでは、あなたが幸せに導かれることを心よりお祈り致しております。
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