【質問】20代前半・男性
愚痴が多い相手からネガティブな波動に引っ張られてしまうのですが、どう心構えをしておけばいいでしょうか?
性格とか雰囲気では打ち解けているのですが、やたらと愚痴が多いです。言葉通りに受け取らず、意見ではなく相手の存在に同意(尊敬)をしているのですが、会話をちぐはぐにさせないために「そうですよね、自分も嫌になっちゃいますよ」といった返答をしていると、すごく気疲れしてしまいます。舌打ちもよくされるでダブルでパンチを喰らっています。相手からの愚痴が来る前にこちらがポジティブな話を振るようにもしていますが、自分はずっとしゃべり続けるのが得意ではなくそれはそれで疲れてしまいます。相手の愚痴と言う痛みを否定するのも、それはそれでその相手と上手に付き合えなくなるか。。。会社のひどい待遇にやさぐれてしまった先輩の自尊心をどうやったらあげられるのか、頭を悩ませています。
質問を要求してばかりですみませんが、どうかよろしくお願いします。
【回答】
ご質問ありがとうございます。
人生の課題は全て例外なく創造主から愛によって与えられているものなのですから、逐一思い悩まずにもっとワクワクしながら取り組んで下さいね。現在のあなたはまだ鬱状態を克服できてないために、ちょっとしたことですぐ落ち込んだりイライラしたり暗くなったりしているのでしょうけども、心がネガティブになってる時に良いアイデア・良い解決策が浮かぶ事などまずないでしょう。
「悪いカルマの解消法」に書いてますが、貧しい国の貧しい村に生まれて学校に行かせてもらえない子供が泣きながら親に懇願し、やっと行かせてもらえた学校で初めて渡された問題集に取り組む時の気持ちで人生の問題(カルマ)に向き合って下さい。まず機会を与えられた事を親(創造主)に感謝して、ワクワクしながら課題にトライして成長を楽しむってことです。
所詮この世は仮想現実でRPGです。魂は永遠ですから、病気や老いや死さえ恐れる必要はないのです。ゲームは真剣になるほど楽しめるものですが、いちいち深刻になっては「臆病と怠惰」が心を支配して楽しめなくなってしまいます。このRPGは「愛と勇気」を試すためのものであり、選択肢があればより「愛と勇気」が必要な方が常に正解であり、「臆病と怠惰」を動機とした決断はすべからく間違いなのです。実際RPGというのはそのようにシナリオが描かれているでしょう。
人間関係というのは完全な鏡であり、あなたがその人に対して嫌な気持ちになっているのは、その人を拡大鏡として自分の嫌な部分を見せつけられているからです。あなたは「自分の課題」より先に「相手の課題」を解決しようとしていますが、その視点が既にズレているのです。あなたの人生はあなたを主人公としたRPGであり、すべてが自分次第にプログラムされています。それなのに設定通りに動いているだけの相手(NPC)の側から変えようとするのは愚かな事です。まず解決すべきは相手を鏡として見える「あなたの課題」です。そしてその課題とは「自尊心の低さ」なのです。※人類共通の課題なので凹まないで下さいね。
あなたが自尊心高くポジティブなオーラに満ちていたらその先輩もあなたに愚痴など言わないでしょう。その先輩はあなたが自分と同じように自尊心が低く愚痴っぽい感じがするから同調・同情されたがって愚痴を言うのでしょう。愚痴というのは物理法則と同じで上に向かって吐けば自分に返ってきてしまうので、同じかそれ以下の波動の人にしか言えないのです。同調・同情してくれない人に愚痴を言ってもつまりませんし、波動の高い人から逆に励まされたりすれば、問題の原因が自分にあることを否応なく認識させられ、説教されているように感じて不愉快になりますから、無意識に心が拒否して愚痴が言えなくなるのです。
僕は目覚めるまで長年クソみたいな人生を送ってきてクソみたいな考え方をしていたので、どんなにクソみたいな愚痴でも心から同情して聞くことができます。でも相手に引きずられることは一切ありません。僕は完全に克服して多くの覚りを得て揺るぎのない幸せになっているからです。そしてそれがクソみたいな人生を経験しているお陰だとわかって感謝していて、過去の自分も完全に肯定できているからです。
あなたがその先輩に引きずられそうになっているのは、あなたがまだ「自尊心が低い」という課題を克服できていないからであり、心の波動が同レベルにあるからです。創造主はあなたにその先輩を遣わして課題を認識させ、成長を促しているのです。
あなたはその先輩を心から許し尊敬しているのではなく、単に我慢しているだけだからストレスが溜まっているのでしょう。我慢とは読んで字の如く自分がエゴに満ちていることです。あなたは「愚痴っぽい」という欠点や過ちを理由にその先輩を責めているのでしょう。しかし人間関係は完全な鏡であり、あなたが「愚痴ばかり聞かされて辛い」というのも愚痴なのです。今現在のあなた自身が愚痴っぽく、それがいかに相手に嫌な思いをさせるかについて、創造主はその先輩を通じて無自覚なあなたに気づかせ成長させようとしてくれているのでしょう。あなたが出会う人はみんなあなたの鏡であり、相手を見て自分の課題に気づかなくてはいけません。
欠点も過ちもない人はいません。それを理由に自分や他人を尊敬しないというのなら誰も尊敬できません。そしてそれはすべてを与えし創造主への不敬であり、当然のように悪業を引き寄せるのです。まず主人公という大役を与えられた自分自身の存在に感謝し、尊敬し、許し、愛することです。そしてその成長の物語を一緒に紡いでくれる共演者たちに心から存在に感謝し、尊敬し、許し、愛することです。それができずに相手の側を変えようとしてもうまくいくわけがありません。
現時点のあなたのレベルが低いことに落ち込む必要は全くありませんからね。落ち込めば余計自尊心が下がって余計悪い思考・行動に陥るので止めて下さい。RPGはレベル1から始めなければ楽しめないので、我々はわざとレベルが低く愚かで無力に生まれてきているのであり、あなたのその課題は誰もが通る通過点なのです。ただただ目の前の課題を克服し続けて成長を楽しみながら物語を進めていけば良いだけです。
鬱傾向にある多くの人は、何かあるとすぐ「このように悩んだり傷ついているのは自分だけだ」と思ってしまうものですが、本当はみんな同じですからね。会社に入って先輩に愚痴られまくるというのも殆ど通過儀礼みたいなもので、大半の人が経験しているでしょうし、僕自身も思いっきり経験しています。そういう本質的には同じ出来事で悩み傷つく経験をしているからこそ、僕らは共感・同情し、愛し合うことができるのです。
さて、心構えではなく具体的な解決策を書きます。先の質問「苦手な人を許すのが難しい」に書いた通り、相手の自尊心を上げたいのなら、相手が笑顔になるまであくまでも笑顔で接することです。人は自分に笑顔を向けてくれている人の顔を曇らせるようなことはなかなかできないものなのです。気分は相手に引きずられるものとあなたはわかっているのですから、まずあなたがいつでも気分良く笑顔でいることです。作り笑顔をすることが本質ではなく、出会いが嬉しくなって笑顔が本物になるようにすることが本質なのです。
ただ笑顔で接するだけで、相手は「自分が承認されている」という無言のメッセージを受け取り「自分の存在がこの人を幸せにしている」と深層心理で感じて、知らず知らず自尊心が高まるのです。そして相手は笑顔になり、それは連鎖してみんなが幸せになるのです。あなたは自分の笑顔にどれだけの効果・価値があるかをまだ全然理解していません。
僕の言う事をちゃんと日々実践して理解を深めて下さいね。やればわかることなのに、あなたはやりもしないですぐ「自分には無理」と諦めてしまっているでしょう。あなたの考えはマラソンを始めてすぐに「自分に世界記録は絶対に出せないから走らない」と諦めているようなものです。僕の言っていることは100mを10秒で走るのとは違い、才能・能力は一切関係なく、覚悟さえあれば誰にでもできることです。それをできないというのは単に己の「怠惰・臆病」の言い訳でしかありません。何事も最初から完璧にできないのは当たり前で、だからこそ成長を楽しめるのです。
そして相手の自尊心を上げるためには、とにかく相手の話を一切否定せず真剣に聞くことです。あなたは世の大多数の人と同じで、まだ自分が人の話をちゃんと聞けていないという自覚も、忘れっぽいという自覚もありません。
人生というRPGにおいて、クリエイターのメッセージは常に人や出来事との出会いを通じて与えられるものであり、それをちゃんと聞いていない・正しく解釈せずネガティブに解釈していると、必ず行き詰まったり事故ったりするものなのです。
ですからまず気づいたことを何でもメモるノートを付けて下さい。必ずです。特にあなたは新入社員なのですから、仕事を覚えるためにもノートは絶対必要なものです。その努力・習慣をネガティブに受け取る人はいません。そして人生で大切な事を忘れず常に意識するために、大切な事ほど大きく太い文字で書いて何度も繰り返し自分に言い聞かせて下さい。
そしてそれは常に持ち歩いて、先輩や上司の話は(それが例えどんなにくだらなく些細な内容であっても)全部相手の目の前でメモを取って下さい。何が思い出すきっかけになるかわからないので、最初から綺麗にまとめようとせず、逐一全部メモを取るのです。まとめるのは後になって自分の中で整理がついてからで良いでしょう。
先輩や上司もメモを取って真剣に話を聞いているあなたに適当な事は言えなくなるはずです。そうして自然と愚痴など言えなくなるでしょう。それでも愚痴を言ってくるようなら、それを全部メモして満面の笑顔で「教えていただいたことはこの理解でよろしいでしょうか?」と相手に見て貰って下さい。それを見せられた相手は「自分はなんてくだらない愚痴を言ってこの人を汚してしまったのか」と気づいて恥じて後悔し、そのうちもうやらなくなるでしょう。常に「指摘せず気づかせる」「教えず導く」「相手を変えるのではなく、己の学びとして成長する」がメシア流です。僕はnoteや質問箱では教えまくっていますが(笑) 実生活においては相手に求められない限り基本的に自分からは教えません。
「反省してはいけない」等で再三ご説明させていただいていることですが、相手の欠点や過ちは指摘すると相手の自尊心を下げてしまってますます悪い思考と行動に導いてしまいます。だから基本的に指摘はしない方がいいのです。説教だと受け取られて必ず反発を受けるでしょうし、相手があなたを下に見ている先輩や上司なら猶更です。気づけば自然と治るのですから、自ら気づかせてあげれば良いだけです。
>相手からの愚痴が来る前にこちらがポジティブな話を振るようにもしていますが、自分はずっとしゃべり続けるのが得意ではなくそれはそれで疲れてしまいます。
あなたが話し続ける必要など全くありません。現在のあなたはまだポジティブになりきれてないのですから、無理にポジティブを演じれば疲れ果てて逆効果になるだけです。相手がこちらに話を聞いてくるまで、ひたすら聞き役で良いのです。その先輩は鬱状態でエゴに埋没している人で、そもそも他人の話など聞ける状態にないでしょうから、こちらから何かを話すだけ無駄です。ただひたすら話を否定せずに真剣に聞けばいいのです。
相手の愚痴に対して「ホント嫌になっちゃいますよね」なんて同調する必要などありません。「ああ、なるほど、この人はこういう考え方なんだな(自分とは違ってて面白いな)」という感じの観察する視点で、決して否定することなく「なるほど」「〇〇さんはそうなんですね」「それは大変ですね」など、同情しながら真剣に話を聞けばいいのです。そしてどうしてその人がそのようになってしまったのか、またあなたがなぜそのような人・言葉と出会ったのかを考ましょう。そしてもし相手の考え方が不快なのであれば、自分は絶対そのようにならないように気を付ければいいのです。その先輩はあなたの貴重な反面教師であり、負荷の高い魂のトレーニングマシーンなのです。
「鏡の法則」というページに「子供が学校いじめられていることに悩んでいたのが、自分が長年仲が悪くずっと連絡をとっていなかった親に感謝を伝えたら、子供のいじめがぱったりとなくなった」というエピソードがありましたが、因果というのはこのように人間の想像の範囲を超えて複雑に絡み合い、どこでつながっているかわからないのです。だからどんな問題も相手の課題として考えず、常に自分の課題を克服することを考えて下さい。人生というRPGはすべからく主人公である自分次第にできているのです。
0 件のコメント:
コメントを投稿