【質問】20代男性 ペンネーム:まほ
現在、私は母・姉と家族三人で暮らしています。つい最近まで祖母も一緒だったのですが、パーキンソン病で身体が不自由なため今は入院中で、毎日母が祖母の病院に通いながら別の施設を探しています。私は生まれてからずっと実家暮らしです。そして大学卒業後から数年間一度も就職をせずに家に引きこもってニートをしています。
問題は現在30代前半の姉です。姉は20代から実家を離れて東京に住んでいたのですが、1年ほど前に連絡が途絶えました。それで警察に相談することも検討したのですが、2か月ほど前に突然実家に帰ってきました。失踪していた1年間は海外にいて日本に帰って来れなくなっていたと言い、状況をうまく説明してくれません。何かドリンクを飲んだ時に幻覚を見て怖い思いをしたそうです。
実家に帰ってきてからの姉は、すべての問題を自分以外のせい・家族のせいにしてきて、ちょっとしたことでもすぐ怒ってきます。話すことは妄想のようなことで、祖母を中国人だと言ったり(もちろん日本人です)、母や祖母に関して不可解なことをよく私に相談してきます。いつでも機嫌が悪いわけではなく、まだ暴力を受けたことは一度もないですが、大きい声で言い返したりすると更に大きい声で反発が来ます。
私は姉から何を言われても良いのですが、姉はいつも「自分の部屋に母が勝手に入った」と怒り、自分の住んでいる「家を燃やす」とか「毒を盛る」などの脅迫のような言葉を何度も言ってきます。これは悪霊が取りついているということなのでしょうか?姉はたまに目を瞑ったりすると目の前を通る霊が見えたりするそうです。私には見えません。これは創造主がわざと自分の人生の試練のためにこのような状況にしているのでしょうか?
姉は勝手に家の塗装や壁紙などあらゆるところを改装し、猫を飼うためにテーブルや机など様々な家具を捨てました。それに気づいた母はとても怒りましたが、それで姉が発狂してしまい、母に対してハサミを向けてきました。母は証拠を残すため私に録画するように言いましたが、姉は私のスマホを取り上げたのでできませんでした。それからも姉は私にラインで「家を燃やす」とか「母を殺す」などと脅してきます。
実家に帰って来たばかりの頃の姉は「一人で外に出れない」と言っていたのですが、2週間ほど前に猫を飼い始めてから買い物ぐらいはできるようになりました。そして姉はどうしようもなくネガティブで機嫌が悪いことが多いのですが、猫と遊んでいる時や、姉の話を肯定してあげた時や、家の改装などの手伝いをしてあげる時は少し機嫌が良くなります。
これはどのようにすればいいですか?お金がなくて引っ越すことはできません。
※質問文はこちらで読みやすいように修正させていただいています。
【回答】ご質問ありがとうございます。私にもちょうど同じような姉がいて同じような経験をしているので、心中お察し致します。本当に大変ですよね。
僕は精神医療の有資格者ではないので断定まではできませんが、あなたの姉の症状から察するに、僕の姉と同じ「統合失調症」と見てほぼ間違いないと思います。恐らく最初は軽度だったものが、海外で幻覚剤を飲んだために重篤化したのでしょう。
まずはあなたもあなたの母も統合失調症について知識と理解を深め、それを実践する必要があります。例えば統合失調症になると音に過敏になるので、大きな音を立てたりしてはいけませんし、大声で言い返すなどはもってのほかです。その他にも色々接し方がありますから、ぜひ学んで実践して下さい。
「精神病・精神医学について」に書いた通り、僕は個人的に精神科の薬物治療には否定的であり、霊的な方法を伝えることで解決に導いて差し上げたいところなのですが、あなたの現在の霊的知識・研鑽はきっとゼロに等しいでしょうし、重度の統合失調症のレベルまで行ってしまうと、とりあえずは症状が落ち着くまで精神科を頼る以外にないのが実情です。
当然ながらあなたの姉本人に自分がおかしくなっているという自覚はないでしょう。そもそも精神病というのは基本的に自覚不能なものであり、それは夢の中でそれが夢だと気づけないのと同じです。だから通院させようとしてもきっと反発を受けて拒否されると思います。なので先に評判の良いお医者さんを探しておいて、本人不在でもそのお医者さんに相談し、そのアドバイスに従って姉に通院するよう何とか説得してみて下さい。もし無理なら、発狂した時に録画するなどして証拠を残しておき(既存のラインの履歴だけで十分かとも思いますが)、施設の方や警察などの協力も得ながら強制的に入院させるという手段を取らざるを得ないかと思います。
>これは創造主がわざと自分の人生の試練のためにこのような状況にしているでしょうか?
はい、その通りです。あなたの姉のことだけではなく、あなたの人生で起きることの全てが試練(カルマ)です。決して恨みで返さず、自分の試練(カルマ)に立ち向かって下さい。
何よりもあなたが認識しなければならないことは、この世界はエヴェレット解釈の通り「一人一宇宙」なのであり、あなたはあなたが主人公の世界に生きていて、家族も含めてあなたが出会う全員がNPC(ノンプレイキャラクター)のようなものだということです。そしてそれはあなたの人生のシナリオ上必要だからあなたの人生に派遣されている共演者であり、それと同時にあなた自身でもあるということです。それはつまりあなたの姉の問題(カルマ)も、あなたが出会ったその他の人の問題(カルマ)も、あなた自身の課題(カルマ)に気づかせるための鏡なのだということです。カルマというのは一筆書きのように全てが繋がっていて、決して誰か個人に単独で与えられているものではないのです。そしてそれは主人公にとって更新可能なようにできているのです。そうでなければ生まれて来た意味がありません。人間というのはただカルマに翻弄されるだけの被害者ではなく、それを能動的に解消していける主体者なのです。
「悪いカルマの解消法」これは必読です。あなたのカルマが何なのか、僕はあなたに会った事がなく、あなたの質問文のみから僕が推察するのは困難です。しかし自分のカルマが何なのかわからないからこそ、自分で自分のカルマが何であるかを考え、一つ一つ試行錯誤しながら乗り越えていく人生というのは尊いものなのです。「鏡の法則」という本に「自分の親との関係を見直して感謝を伝えてみたら、自分の子供の学校でのいじめがぱったりとなくなった」という話がありますが、カルマというのはそのように人間から見てどこでどうつながっているかはわからないものなのです。あなたの姉の統合失調症も、祖母のパーキンソン病も、母の離婚(?)も、あなたが大卒で数年ニートであることも、全部見えない糸でつながっているのです。そしてそれをあなたが相手のカルマ(課題)だと考えず、自分のカルマ(課題)の鏡だと思ってそれを乗り越えて行くことで、全てが自ずから解消されていくものなのです。
「運命への呪い」にも書いていますが、人間は自己成長のために生まれてきているのですから、自己成長の拒否は不幸に導かれる定めです。怠惰・臆病・被害者意識・自己正当化・依存(逃避)は自己成長拒否の典型であり、不幸な人に共通している5点セットみたいなものです。
大変失礼ながら、あなたにはまさにその成長拒否の5点セットが文章の端々に見受けられ、それゆえに不幸な現状(カルマ)にあるのだと僕は推察します。怠惰・臆病・依存(逃避)ゆえに社会に出られずニートで、特に姉のことで被害者意識に陥り、自分は何も悪くないと自己正当化しているわけですから(僕もそうした時期が長くあり、決してあなたを責めているわけではありません。それも必要な経験なのです)。人生は成長の物語(RPG)であり、自己成長を拒否すればそのケツを叩くため次から次と成長を促すように不幸が訪れるようにできているのです。
あなたは姉が「何でも自分以外のせいにする(被害者意識)」と憤慨しているようですが、「憑依現象(霊障)について」に書いた通り、霊障というのはそのような被害者意識(成長拒否)の成れの果てであって、だからこそ「恨めしや~」と出てくるのです。そして創造主はその霊障に憑りつかれた姉の姿を拡大鏡として、被害者意識に陥っているあなた自身の姿を見せてくれているのです。霊障というのはそのように憑りついた人を通じてカルマ(課題)を鏡のように見せてくる一方で、それでも負けずに愛されると気まずくなってそそくさと去って行く(成仏する)ものなのです。だから霊障に犯された姉も自分自身も負けずに愛して下さいね。浄霊の本質は愛であり、霊的な知識・研鑽というのは補助的なものなのです。愛という動機なしに霊的な知識や研鑽を積んでも意味がないどころか害悪です。
「反省してはいけない」に書いた通り、あなたは「自己成長を拒否してきた」ということを理由に自分自身を嫌って自己嫌悪に陥ってはいけません。人はそのように「自分自身であればいくら嫌ってイジメても構わない」という感じで自分を嫌ってイジメるからこそ、「そんなにいらないなら私がもらってあげるよ」と霊障に憑りつかれ、心を病むのです。自分で自分を責めて嫌うというのは、あなたにあなたを与えた創造主への最大の不敬であり、不幸に導かれるのは必至なのです。すべての経験は成長のために必要だから与えられているのであり、あなたには成長を拒否して不幸に苦しむところから成長して幸せになり、その経験を生かして他人の成長・幸せを促していくというあなただけのオリジナルのシナリオが与えられているのです。だから他人と比べて落ち込む必要はありません。でも自分の課題に気づいたのなら成長を拒否してはいけません。
すべての努力は自分への愛が起点でなければならないのです。己の欠点や過ち・罪や恥を許して、それでも自分が自分自身の一番のファンでいることです。自分への愛を起点とするというのは、決してエゴに陥るということではなく、自分を心から愛し、より愛せるように成長していくということです。そのためには自分とみんなを同じように愛し、自分にもみんなにも愛を発揮していくということです。
人生というのは「自分とはどういう存在か?」を自分で決めるため=成長して更新していくために与えられたものであり、「自己受容(自分を許して愛し、より愛せる自分に成長していくこと)」が最大のテーマ(課題)なのです。最大の課題なのですから、それは人それぞれに最も高い難度に創られているのです。それゆえ自分を自分で受け入れるというのは、人生全体を通じて取りかからなければならないほど難しい課題であり、そこには死よりも辛い痛みが用意されているのです。しかしそれを乗り越えることこそが魂の成長であり、人生というのは自己成長のためにあるのですから、もしその課題から逃げ続けるなら、人生は確実に不幸なものになる定めなのです。それは創造主の意地悪ではなく、自発的に気づいて自発的に成長努力して欲しいからそうしているのです。答えを直接教えてしまっては「自発的」ではなく強制していること(主体性・自由意志を奪うこと)になり、それでは我々を創った側からすれば意味がないのです。
自己受容できているかどうかは、他人にバカにされた時に一緒に笑えるかどうかでわかります。他人からバカにされたくない、バカにされたら傷つく・腹が立つといううちはまだまだなのです。人は他者評価に依存する限り幸せにはなりません。他者評価依存は日本の社会病理だと知って下さい。
出来事というのは創造主と人間のコミュニケーションツールであり、すべての出来事は創造主が我々に何かを「自発的に」気づかせて学ばせるため・成長させるためにあるのです。ゆえに世界に偶然は一つもなく、すべては必然なのです。それを必然だと思わず偶然だと解釈し、自分は何も悪くないと正当化し、誰かや創造主を恨んで被害者意識に陥っても何も解決せず成長せずゲームが進みません。あなたは自分の問題から目を逸らすために、姉の問題にばかりフォーカスして「姉のせいで今自分は不幸である」と考え「もし姉の問題がなかったら自分は平和で幸せにニート生活を続けていられるのに」という感じに思っているのかも知れませんけども、そうはいかなくなるのが必然なのです。人生の課題は「自分とはどんな存在か?」を受け入れ更新していくことなのに、あなたは自分自身から目を逸らし続けて成長を拒否し、自分で自分をネガティブな存在にしようとしているのですから。RPGでゲームの進捗を拒否すれば何も面白くないだけでなく、進捗を促すためにケツを叩くように不幸な出来事が次々に起き、逃げることもできない状況に陥るのは当たり前のことなのです。
もし放置すれば気づかないうちにあなた自身が統合失調症になってしまうかも知れませんし。そしてなったとしてもあなたはきっとそれを自覚できません。実際、大変失礼ながら、上記の質問文はかなり僕が修正したものであり、あなたの文章の乱雑さからは鬱傾向と思考のまとまらなさが感じられ、既に軽く統合失調症的な兆候が見て取れます。もしあなたが姉を見て統合失調症には絶対になりたくないと思うのであれば、立ち止まらずにあなたのゲームを前に進めることです。
>姉はどうしようもなくネガティブで機嫌が悪いことが多いのですが、猫と遊んでいる時や、姉の話を肯定してあげた時や、家の改装などの手伝いをしてあげる時は少し機嫌が良くなります。
どうかこれがあなたの人生経験で得た重要なヒントであるということに気づいて下さいね。ただ何気なく幸せな時間を共有し、相手の話を一切否定することなく肯定的に聞いて気持ちを共有し、困ったことがあればそれを自分の問題であるかのように共有して助けてあげる。それが愛(共有)なのです。あなたは愛が不足していてうまく人と時間や気持ちや問題を共有できないから、相手も自分自身も受け入れられずに嫌い、その隙を狙って霊障に犯され、お互い病的になってしまうのでしょう。それこそがカルマ(課題)なのです。決して姉に対してだけでなく、みんなに対してあなたのその愛を捧げて下さい。きっと愛されますから。
統合失調症の人の言うことは妄想的で意味不明なことが多く、どうしようもなく理不尽でネガティブで、被害者意識でこちらを否定するようなことを色々言ってきますが、そもそも統合失調症とはそういう病気なのであり、それは猫が「ニャー」と鳴くぐらい自然な事です。それに対して反対意見を言うのは猫に「ニャーって鳴くな、ワンと鳴け」と強制するようなもので、反発は必至なのです。病んでいる人というのはこちらが自分の意見を言うだけでも否定されたと感じて反発してくるのですから、聞きに徹して下さい。相手からの否定的な話をこちらが否定せず一方的・肯定的に聞くというのはとても難易度の高い魂修行ですが、相手を肯定するというのは相手の「存在」を肯定し気持ちを共有することであり、ただ話を否定せず肯定的に聞いて心からその気持ちに同情できれば良いのであって、ネガティブな相手の意見に実際に自分が従う必要はないのです。
人間の問題の全ては自尊心の不足(自己受容の拒否)なのです。ですからどうか「誰でも自信満々になれる方法」を読んで、自分も他人も心から受け入れられるようになって下さいね。エゴを乗り越えて、自分を好きになれるようなエピソードを積んで下さい。
あなたが外に出てあまり人と関われないのは、きっとあなたが傷つきやすいからでしょう。でも他人は直接あなたの心を傷つけることはできません。あなたは自分を受け入れて許し愛することができていないために、傷つけるようなことを言う相手の言葉を使って自分自身を傷つけているのです。自分を確信的に許して愛し、同じように出会う人を確信的に許して愛せるようになっていれば、誰からも傷つけられることはなくなり、傷つけようとしてくる人に同情して許すことができるようになります。だから自己受容(ありのままの自分を愛すること)というのはとてもとても大切なのです。
僕も長年ニートみたいなものですから、あなたが働いてお金を稼がないことが悪いとは全く思いませんし、それを責めるつもりも毛頭ありません(ハゲなだけに)。でもあなたは女手一つで家族を養い、大学まで出してあげて卒業後も何年もニートをさせて養ってくれている自分の母に対して、あなたは感謝の気持ちを態度・言葉・行動で伝えられているでしょうか?そしてもしあなたが外に出て人と交流して愛によって貢献せず、ゲームを進捗させて物語を紡いでいく気がないのなら(与えられている経験機会を放棄するなら)、これからもあなたのケツを叩くように様々な不幸が訪れることでしょう。僕はあなたにそうはなって欲しくないのです。
人生は成長のための修行ですから、死ぬまで苦労するのが宿命なのです。同じ苦労をするのなら、まず自分を許して愛し、より自分を愛せるように努力していくことです。同時に人を許し愛せるよう努力することです。そして自分の好きなことで人に貢献して下さい。そのための苦労というのは幸せなものなのです。
あなたの姉もその他の人も、それぞれが「自分が主人公」のRPGをプレイしているのであり、直接的に相手の課題をクリアしようとしないで下さい。それは当然反発されるだけになりますから。あくまでもあなたが自分の課題(カルマ)をクリアしていくことに主眼を置いて下さいね。そうすれば自分に関わる人たちもあなたの背中を見て学び、お互いに絡み合ったカルマも自然と解消されていくのです。
だからもしあなたの姉が通院を始めて状況が少し落ちついたら、どうか外に出てたくさん人と交流して下さいね。全くお金を稼げないボランティアで良いので、どんどん人に無償で貢献して下さい。そうすれば自分のことも他人のことも好きになって受け入れられるようになり、きっと幸せに導かれますから。
人間のすべての問題の根本的な原因は「愛の不足」であり、逆に言えばすべての問題の解決策は「愛」なのです。
今回大分厳しかったかも知れませんが、僕もまったく同じような経験があり、お気持ちは本当によくわかります。だからこその厳しさであり、決してあなたを責めているわけではないので、どうぞご容赦下さいね。これは僕からの100%の愛なのです。
それでは、あなたの幸せを心から祈っています。
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