2023年5月30日火曜日

戦争も創造主からの試練ですか?

【質問】性別・年代不詳
こんにちは。私は、今日本は戦争に向かおうとしてると思ってます。もし仮に日本を巻き込む戦争が起きるとしたら、それも創造主から与えられた試練なのでしょうか?

【回答】
ご質問ありがとうございます。できれば質問は新質問箱の方にお願いします。shinya.msa@gmail.com

今日本が戦争に向かおうとしていると思われているそうですが、具体的に日本がどの国とどういう理由で戦争になるとお考えなのでしょうか?

この世界は仮想現実世界であり、創造主の創りし芸術作品なのです。当然彼の作品の中において、彼が意図していない出来事など起きるはずがありません。

我々はそれを残酷・理不尽・無意味だなどと不平不満を言いたくなりますが、それはこの世界も我々自身も彼の創造物であり、ここが仮想現実なのだということを本当の意味で理解していないからです。

もし我々がドラゴンクエストのようなRPGの世界にいて、それを現実だと錯覚していたら、いつモンスターに襲われて殺されるかと怯えながら暮らし、いつか世界が魔王に支配されてしまうと恐れ、そんな世界に自分を産み落としたクリエイターに文句を言いたくなるでしょう。それと同じ事です。

魂は永遠であり、死は幻で、死の苦痛も幻です。その観点から言えば死を恐れたりクリエイターを恨んだりするのは本来ナンセンスなことなのです。RPGのごとくクリアできるまで何回でもコンティニューできるのですから、主人公である我々は死を恐れず、結果(見返り・交換条件)を期待せず、主人公としての使命を果たすこと以外考えてはいけないのです。

我々は元々一つの存在ですから、戦争というのは本当に愚かなことで、もちろん忌み避けるべきものです。しかしこの世界(RPG)は我々の「愛と勇気」を試す為のものであり、戦時ほどそれが究極に試される機会というのは他になく、我々がいかに忌み嫌おうと、戦争が起きる時には起きるのです。ですからもし仮に戦争が起きたら「愛と勇気」が試されているのだと思って下さい。クリエイターがシナリオ上それが必要だと本気で判断していたら、僕らにはそれを避けることはできません。

ただ創造主はこの世界(RPG)をその主人公次第に作っています。つまり主人公であるあなた次第で戦争を避けられる可能性があるということです。どうすればよいと思いますか?

まずは主人公として目覚めることです。それなくして話は始まりません。脇役NPCに戦争を止めることなどできるはずがないからです。詳しくは「宇宙の仕組み」をご覧下さい。

また相手国や自国の政治家などを批判したところで戦争は止められません。戦争を止める唯一の方法は、日々愛により祈り、愛を実践することによって、みんなを主人公として目覚めさせ、ワンネス(私=あなた)に目覚めさせる連鎖を起こすことです。もし戦争しようとしている相手も自分自身なのだとわかったら、戦争などバカバカしいことだということに気づかないわけがないのです。

僕らが通常愛だと考えているものは、男女愛や家族愛などですが、それは「自分達だけが幸せならそれでいい」というエゴに近いものであり、本物の愛とは対極にあるものです。本物の愛とは、出会った人を無条件で自分自身と同じように慈しむことなのです。それが連鎖したら、人々がワンネスに目覚めるのはシナリオ上当たり前のことです。

戦争は悪魔の仕業です。しかしその悪魔は戦争を決断できる権力者の中にだけいるのではありません。すべての存在はフラクタルに作られていて、悪魔もフラクタルに僕らの心の中にいるのです。

権力というのは、民衆の自信を失わせることによって依存させます。自信を失わせるのは簡単で、子供の頃から競争させ、勝った者を優遇します。そして他者と比較されるのを当然と思わせ、他者評価に依存させます。他者評価に依存する限り、誰も自信など持てないからです。そして個人ではどうすることもできないような問題を焚きつけて、常に争わさせ、まるで自分たちが解決できるかのように見せかけることによって権力を正当化します。それが権力の本質なんです。

これもこのRPGにおける初期設定であって、権力側の多くは別にこれを意図してやっているわけではありません。自信を失わせて主人公としての目覚めを妨げ、分離意識を強めてワンネス(ゲームクリア)を妨げるのは無自覚な悪役NPCの役割なのです。

多くの人は自分の正義を振りかざして誰かを批判し「我々は正しい!間違っている悪い奴らはどうなっても構わない。奴らが間違っているってことを思い知らせてやれ!正義執行!」という感じに考えています。「誰でも自信満々になれる方法」に書きましたが、それは自信(愛)がないからであり、自分を正義として誰かを悪者にすることで自尊心を保とうとしているのです。正義に能力は要りませんからね。

しかしその「自分を正義として誰かを批判する精神」こそが愛とは対極にある悪魔であり、それがフラクタル連鎖して戦争が起きるのです。ですから相手国や自国の政治家を責めたところで戦争はなくなりません。

そして戦争で本当に得をするのは、国を治める政治家などではなく、この世界の超国家的な支配階級です。彼らは戦争をしている双方にお金を貸しつけて武器を売りつけます。どっちが勝とうと儲かるのですから、戦争さえ起こせればその勝敗などどっちでも良いのです。そしてそういう連中が世界中に工作員を送り込んで戦争を焚きつけているわけです。

ヘルマン・ゲーリングの言う通り、戦争を起こすのは実は簡単で、自分たちは相手(悪者)から攻撃されていると不安に陥れ、平和主義者を愛国心がないと非難するだけで良いのです。

人の行動の動機は愛とエゴしかありません。でも愛で戦争は起こせません。よってエゴによって戦争を起こすしかないのですが、エゴには主に我欲と保身とがあり、生活が十分満たされている現在において、我欲によって何の咎もない相手を攻めて土地や財産を奪い取る戦争などというのでは民衆が支持するわけがありません。ですから戦争支持を得るためには相手を悪魔化(デモナイズ)し、攻めてこられるのではないかと不安を煽り保身を脅かす以外にないのです。

つまりあなたが「戦争になるのでは」と戦争が起きる前から不安に陥っているのは、彼らの手口に乗せられ、戦争に加担しているも同然ってことです。不安の連鎖が戦争を生むのですからね。

この世(ゲームの内側)で臆病は罪とされず保身のために生きることが肯定されていますが、あの世(ゲームの外側)では臆病こそが最大の罪なのです。それはエゴの産物であり、「愛と勇気」を試すゲームにおいて最大の障害だからです。巨悪というのは常にエゴ(我欲と保身=臆病・不安)の連鎖によってなされるものであり、みんながイメージするような純粋な悪はみんなに嫌われて巨悪とは成り得ないのです。だから誰か悪い人を見つけて悪魔のように言い貶すのではなく、自分の中にいるエゴという悪魔に気づき、「愛と勇気」でそれを乗り越えることが大事なのです。

己を世界の脇役と考えて、己の力を過小評価しないで下さいね。連鎖反応というのは常に指数関数で進むものであり、新聞紙を50回折るだけで月に到達するように、最初はほとんどわからない程度の変化であっても、果てには我々の感覚とはかけ離れたスピードで進んでいくものなのです。そしてその起点となるのが主人公たるあなたの使命なのです。

どうか臆病・不安に陥ることでエゴ(我欲と保身)を連鎖させないで、もっと堂々と構えていて下さい。そしてこのRPGの主人公として正義(何が正しいか)より愛を常に優先して下さい。その「愛と勇気」が連鎖するだけで世界は救われるのです。

0 件のコメント:

コメントを投稿

世界の救い方

【質問】 30代前半・女性 ペンネーム:Tipoo       職業:ピアノ・絵画講師 、アーティスト、フリースクールスタッフ              アヤワスカチャレンジャー 真也さん、こんにちは。 エゴによる悩み苦しみはかなり訂正されてきたんですが、今1つだけ願いがありま...