【質問】40歳男性
スピリチュアル業界のバシャールという人が『陰謀論や嫌な事に意識を向けるとそのような事実が引き起こされるのでワクワクした方がいい、彼らは自然に消えていく』と話していて混乱します。
バシャール抜粋
『ちなみに、陰謀説を知識として入れる必要があると信じる人は、『針の目(穴)』の向こう側の世界で陰謀説が存在する世界にシフトすることになります。その事だけは覚えておいてください。また、バシャールや他の高次の存在との面会が起こる『針の目(穴)』の向こう側の世界は、古い世界のトラップから抜け出た世界になります。つまり、ネガティブ螺旋から抜けた世界ですから、陰謀説と関係のない世界にシフトしてゆく事になります。』
この言葉がどうも引っかかるのです。自分を守る為に陰謀論と思われている情報を調べれば事実としか思えず、ですが調べる事で恐怖の現実を自分で引き寄せているのでしょうか。彼のいう様に知りたくない情報は無かったことにして調べず、自分がワクワクする事だけしていれば世界は平和になるのでしょうか。はっきり言えば陰謀に溢れた世界で生きたくなく怖気付いています。だから頭の中お花畑にしてワクワクを追求すれば世界は勝手に平和になると信じたくなってしまいます。ですが創造主が私にそれを望んでいるなら仕方のない事と受け止めるべきでしょうか。
自分としては臭い物に蓋をしたり、自分の意識が楽しいと思える事だけに集中した程度で世界の闇は消えないと思っています。真也さんは陰謀論(事実?)とどう向き合っていますか、教えてもらえると幸いです。
【回答】
ご質問ありがとうございます。
ただこの件に関して僕は「生まれの格差について(陰謀論)」において既に全力で回答済みであり、あなたがこれを読まれた上で上記の質問をなさっているのであれば、文章であなたに伝えることは不可能であり、番組作成を待つか、ブラジルにアヤワスカの儀式を受けるかして下さい。
人生は魂の成長を目的として創造主に与えられたRPGであり、主人公として目覚めてもいない段階にある人が陰謀について(ボスの強さについて)詳しく知ってもただ被害者意識に陥って絶望するだけで、自発的にその体制を支える手下(構成員・奴隷)となってしまうだけです。バシャールの言うトラップとはそういうことでしょう。
支配者はこのRPGのラスボスであり、彼らとまともに闘えるだけのレベルに達するのは容易なことではありません。エゴ(自己保存)のために生きているだけの臆病なNPCがいきなりラスボスである支配者を相手にしてもまともに戦えるわけがありません(戦うどころか辿り着きさえしません)。
あなたがどれだけ支配者たちをネットで批判したところで彼らに届くわけもなく、例え届いたところで鼻で笑われるだけで微塵もダメージを与えられず、何も変わることはありません。
それどころか批判の言葉で自らを傷つけ(世界はワンネスであり、他人は自分の鏡であることは相手が支配者たちでも変わりがありません)、陰謀論について真実を追求することで自分のように絶望感に苛まれない人間を頭の悪い楽天家であるかのように見下し、自分も周囲も暗くネガティブにして、世の中に絶望し周囲も絶望させる悪魔の一員になってしまうだけでしょう。バシャールの言う「嫌なことに目を向けるな」というのは、僕に説明させればそういうことです。
まず戦うべきは自分の中にフラクタルに存在する悪魔・霊障であり、エゴ(我欲・保身・虚栄など)による臆病と怠惰であり、それに対して戦う気概さえ持たずにあっさり負けているようでは文字通り話になりません(RPGのストーリーになりません)。
悪魔・霊障=エゴであり、悪魔・霊障は常にあらゆる手段を通じて僕らをエゴまみれにしてきます。支配者たちが悪魔なのではなく、悪魔はフラクタルに我々の心の中にいるのです。だから決してそれに負けてはいけないのです。支配者たちでさえ、主人公の救いの対象であることに変わりはありません。力によって問題は決して解決しません。かえって悪化するのみです。万能の解決策は愛であり許しなのです。これはとてもスピリチュアルな戦いなのです。
まずは自分の覚りを進めることです。それはエゴを乗り越えることなのです。それは「欲は悪いものですか?」に書いた通り、エゴをなくすことではなく、出会った人を例外なく尊敬し・感謝し・許し・愛することで、人のエゴ(特に承認欲求)を無条件・無差別に満たしてあげることです。そのためには信心を持ち、知識を深め、祈り、六波羅蜜を行じて神々や人に奉仕することで信心を形にして、真理(愛)を実践の中で経験的に知ることが大事です。
そうすれば必ず自分自身を愛せるようになり、周囲の人からも愛され、心の波動が高まることでしょう。そうやってどんどん心の波動を高めて下さい。バシャールはそれを「ワクワクすることに集中して下さい」と表現していますが、言っていることは僕と同じです。すべては波動でできているのですから、あなたが自分の心の波動を高めることができたなら、それはいつか必ず世界の隅々まで連鎖して世界は救われるのです。
あなたの人生というRPGはすべからくあなた次第に創られています。自分が主人公としてその与えられた才能を使って世界を救う起点になるのだとしたら、ワクワクしないわけがないのです。それなのに多くの人は欲望が満たされる期待でのワクワクしか知らず、己のエゴに埋没して不満と不安に苛まれ、己を過小評価して自己保存(保身)のために生きることしか考えていないから人生がうまくいかず心の波動が下がり、世界を救うことを最初から諦めてただ絶望しているのでしょう。もちろん僕もかつてはそうでした。
繰り返しますが人生というRPGは魂の成長のためのものであり、それは愛と勇気を試すためのものなのです。恐れというのはすべからくエゴ由来だと知って下さい。エゴを乗り越えることでしか勇気というのは培われないのです。僕は自殺を決行するまでエゴを乗り越えることができませんでしたが、あなたにはそんな経験をしなくてもエゴを乗り越えられるようになって欲しいです。
自分はエゴが強く臆病だからと言って最初から諦めてはいけません。人間はそのように初期設定されているのであり、人それぞれの魂のレベルにあった課題・シナリオ・カルマ・特性が与えらえているのです。
初めから愛にあふれ何も恐れない人の愛と勇気より、エゴにまみれて臆病な人が振り絞る愛と勇気にこそ価値があるのです。楽器の演奏と同じで、最初からうまくなどできるわけがないのです。水泳を頭で理解しても実際に泳がなければ泳げるようにはならないのと同じで、覚り(真理・愛)というものを頭でわかったような気になっても意味がありません。
厳しいようで申し訳ないのですが、僕がどれだけ一生懸命回答してもあなたはわかったつもりでほとんど理解できておらず、またその自覚がないように(質問内容から)感じられます。ただそれは無理もないことなのです。人間は成長を楽しむためにあえて愚かに創られているのであり、夢を見ている間に夢の中にいることを自覚するのは困難なのと同じことで、目が覚めた後に眠っていたことを自覚するのみなのです。結局、日々実践する中で覚り(真理・愛)を開いていくしかないのです。決してあなたが愚かだということではなく、単に現段階で僕の説明していることを理解するには目覚めの経験が足りてないだけなのです。覚りの道・進捗は人それぞれですから、他人と比べる必要はないのです。
覚りとは科学的に完全証明できるようなものではありません。しかしあなた自身も周囲の人もみんなが幸せになる考え方・行動なのであれば、それがきっと真理なのです。
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